5月24日 御宿旅行
大学卓球部の同期、三夫婦の再会
御宿に住むMS君、カナダからのKS君と毎年この時期に再会する。鴨川での海鮮ランチ、ホテルサヤンテラスでのディナーをしながら歓談。幾つになっても同期の同じ窯の飯を食べた仲間との再会は楽しい。
高校時代、御宿の浜でテントを張ったこと、漁師の船に乗せてもらい、漁師小屋でとれたシコイワシを食べながら焼酎を飲んだことも懐かしい!
小湊の日蓮の誕生寺を参拝した。
浜辺に面したオーシャンビューの部屋、何年ぶりだろう、潮騒の音が気持ちよかった。
御宿 上総一ノ宮
5月25日
昨晩はゆっくり風呂に入る時間がなかったので、珍しく6時に起きてゆっくりと朝風呂。テラスに降りて海を見ながら一服と思い、雨に濡れていた階段をスリッパで降りた。階段で転ぶとは何年ぶりだろう、もろに腰と膝を打った。
痛みはあったが、朝食後、ホテルから七、八分の最明寺という寺に登った。170段の階段は少々きつかった!
御宿から鈍行列車で30数分、上総一ノ宮の玉前神社に御参りした。樹木の周りに敷き詰められた、一周10m程の砂利道を、願い事を唱えながら素足で三周するという。小生乗り気はしなかったが、家人と、ks夫婦にそそのかされて周った。我が繊細なる足は砂利に痛めつけられ辛かったが、終わってみると足の裏が暖かくなり気持ちが良かった。
この玉前神社、こじんまりとしているが、風格があった。
長男新居への引っ越し
<長男新居へ引っ越し>
長男夫婦が待望の新居に引っ越しをした。閑静な住宅地のこじんまりしたいい家だ。我が家から車で7,8分、スープの冷めない距離だ。長男の嫁さんと、家内にとってはうれしいのではなかろうか。自転車でもそう遠くない。今日は嫁さんのご両親も新居に来てくれて、久しぶりの楽しい再会だった。
引っ越しの手伝いの際に、我が達磨絵がダンボールと一緒に捨てられないように、私が飾った!
100分で名著 三木清「人生論ノート」
食後、プロ野球を見ていたら、リビングで別のテレビを見ていた家人が、100分で名著を一緒に見ないかと言う。何かと思ったら、三木清の「人生論ノート」だという。どういう風の吹き回しか! 三木清と言われれば見ないわけにいかない。
今若い人たちの間で関心が高まり、本も重版を重ね売れているようだ。なぜ、いま三木清が読まれているのか分かったような、分からんような?
テレビを見た後、本棚から、三木清全集を取り出し、「人生論ノート」「パスカルにおける人間の研究」「親鸞」を読み直そうと取り出した。初めて読んだのは小生24歳の時、ところどころ傍線を引いているが、当時どの程度理解できていたのかわからない。今読んでも難しい。若気の至りで、分かったつもりになっていたのかもしれない。
青春?に戻って、読み返してみようと思う。