泰山木の花を見て想う

今年も泰山木の花が咲いた。ふと、年年歳歳花相似たりの詩を思い出した。ググってみると、唐代の詩人、劉希夷(651~680?)の「白頭はくとうを悲しむ翁おきなに代かわりて」の漢詩からと知った。 古人復た洛城の東に無く 今人還た対す落花の風 年年歳…

ケーシー高峰さん死去

〈ケーシー高峰さん死去〉 先日亡くなった京マチ子さんと同じ歳85歳でケーシー高峰さんが亡くなった。笑点出場回数3番目に多かったそうだ。笑点に出るときは毎回見ていた。ユニークな医事漫談が面白かった。そのケーシーさん、家族がほとんど医者という環…

京マチ子さん死去

京マチ子さんが85歳で死去した。小さい時に羅生門を見た記憶がある。私の長姉が二つ年下で、ちょっと顔つきも似たところがあったので、関心があった。昭和の大女優がまた一人亡くなった。 晩年は石井ふく子さんらと"やすらぎの郷"生活を送られていたようだ…

樹木の花

樹木の花 この時期になると樹木の花が綺麗だ。エゴの木、ユリノキ(半纏木)、ヤマボウシ、どの花も味わいがある。

小さな花

バラやボタンも良いが、私は小さな花が好きだ。我が団地、棟間には芝生が植えられているのだが、ほとんどが野草のすみかになっている。そこに、夕化粧、庭石菖、田平子、カタバミなど、色とりどりの小さな花が咲いている。直径1cmにも満たない花だが、それぞ…

数学を読む 岡潔「数学する人生」、森田真生「数学する身体」その2

森田真生はこの「数学する身体」で最年少で小林秀雄賞を受賞したまだ34歳の若き俊英だ。 「数学する身体」という本、新潮文庫で227頁程の薄い本だが、読み応えのある本だった。 一応できの悪い工学部卒の小生ではあったが、学生時代にはデーデキントの「数…

《数学を読む 岡潔「数学する人生」、森田真生「数学する身体」その1》

森田真生の「数学する身体」という本が書店に並び、気になってはいたが読んではいなかった。そうこうするうちに、岡潔の「数学する人生」(岡潔著、森田真生編)が目に止まり読んでみた。 岡潔は若いときに、「春宵十話」「春風夏雨」などを読んで感動したこ…

「宇宙はなぜブラックホールを作ったのか」 ブラックホールの画像撮影に成功!

小さい時から天体に興味があって、小学校の時には担任が理科の先生だったこともあり、天文気象クラブに入ったこともあった。家が貧乏だったので天体望遠鏡を買ってもらうことはできなかった。なけなしの小遣いで紙製の天体望遠鏡を作って夜空を眺めていた。…

新元号 「令和」

新元号が令和に決まった❗ 一瞬あれっと思ったが、万葉集からと聞き、早速、巻五の該当箇所を読んだ。出典を知ってなかなか良い元号だと思った。令和で何年生きられるのか? どんな時代になるのだろうか。おかしな平成から新しい「令和」の時代になってほしい…

「大乗仏教 ブッダの教えはどこ向かうのか」(佐々木閑:NHK出版新書)

大乗仏教については今までに色々と読んできたが、大乗仏教の発生の経緯、それぞれのお経についての関連など、まとめて勉強したことはなかった。この本は、NHKの「100分で名著」をベースに加筆したものなので、やさしく書かれている。大乗仏教の経緯、原始…

司馬遼太郎の「歴史を紀行する」を読む

私は近現代史よりも古代史に興味があるので幕末から近代については知識が薄い。またまた、家人の勧めで司馬遼太郎の「歴史を紀行する」を読んだ。 以下はamazonからの紹介 幕末―松陰を筆頭に過激に突っ走った長州。西郷、大久保と大人の智恵を発揮した薩摩。…

梅は咲いたが、桜はまだかいな?

桜の開花も間近になってきた。街中には河津桜や、陽光桜、白木蓮も咲いて季節に色がついてきた。 3月末にはLAから次男家族が帰国する。今年は孫達との賑やかな花見を楽しみたいと思っている。 []

赤ん坊の成長

長男の子供が生まれてから二か月が過ぎた。赤ちゃんと嫁さんの世話で週のうち4~6日は家人が世話に行く。私はアッシーをして時々夕食を作っている。3,300gで生まれて2ヶ月ちょっとで6kgになった! まだ言葉にはなってないが、いろんな声で発生したり、笑うよ…

ドナルド・キーンさんの死を悼む!

ドナルド・キーンさんが亡くなった。つい最近、瀬戸内寂聴さんとの元気な対話本を読んだばかりだった。日本文学に造詣が深く、日本人が気が付かない日本文学の深さ、日本文化の素晴らしさを教えてくれていた。偉大で、貴重な人がまたいなくなって残念な限り…

「中世の文学」(唐木順三)

今迄に、方丈記、徒然草、花伝書、道元、芭蕉の俳諧などを読んできたが、中世の歴史の流れの中でその位置づけ、関連等を考えては読んでこなかった。 今回この本を読んで、「数寄」から「すさび」さらに「さび」に至る流れが理解できて面白かった。 以下はama…

<能 卒塔婆小町を観る>

Eテレの卒塔婆小町を観た。能は高校時代国語の先生が授業の一環で能楽堂に連れて行ってくれたことがあった。たしか演目は「隅田川」だったと思う。ただただ意味もわからず退屈な時間だったと記憶している。 以来、能は数回しか観ていない。能に対しての関心…

『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 』磯田道史

家人のすすめでこの本を読んだ。司馬遼太郎の作品は「空海の風景」と「この国のかたち」くらいしか読んでいない。磯田さんはTVの番組でよく見ている。いつも面白い解説をしている。 以下はamazonの紹介文 ーーーーーーーーーーーーーーー 当代一の歴史家が、…

大坂なおみ 全豪オープン優勝

大坂なおみ、全豪オープン優勝おめでとう❗第2セットマッチポイントを握りながら逆転されセットを落とした時にはどうなることかと思ったが、今回の全豪オープンでのなおみの精神的成長とその強さは見事なものだった。 心技体、崩れそうになったゲームを何度か…

<スポーツ三昧>

昨日は3時間半の卓球をして、帰ってから録画しておいた、大阪なおみの全豪オープンの準決勝を観戦。 錦織のジョコビッチとの試合は途中棄権ということで残念だったが、なおみの試合は力強いショットと危ない場面での精神力の強さを見せてくれて見事な勝利。…

〈梅原猛さん死去〉

梅原猛さんが1月12日93歳で亡くなった。私の青春時代から影響を受けた方だった。彼の書いたものは今迄にそこそこ読んできた。印象に残るのは、「美と宗教の発見」「地獄の思想」「水底の歌」「誤解された歎異抄」「法然の哀しみ」「歓喜する円空」「葬られた…

全豪オープン錦織ベストエイト❗

今日の錦織は凄かった! 3セット目から一球毎に局面が変わり目が話せない試合だった。第5セットもサービング·フォア·ザ·マッチを逃したときはどうなることかと思った。テンポイント·タイブレークも5-8からの逆転。セットカウント0-2からタイブレイクを制して…

「日本の美徳」(瀬戸内寂聴・ドナルド・キーン:中公新書ラクレ)

家人の勧めでドナルド・キーンさんと瀬戸内寂聴さんの「日本の美徳」を読んだ。以下のamazonの紹介にあるように、ともに96歳の二人が生き生きと、日本及び日本文学について語っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ニューヨー…

読初め

ドナルド・キーンの「日本人の美意識」と「日本語の美」を読んだ。今までにキーンさんの本は何冊か読んできたが、改めて、キーンさんの永年の日本文化の研究、日本語での読み書きの凄さに驚嘆する。母国語が英語であるからこそはっきりとわかる日本文化の特…

寒中お見舞い

寒中お見舞い申し上げます。 昨年10月に義母が95歳でなくなりましたので、新年のご挨拶は失礼させていただきました。皆様良いお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年もよろしくお願い致します。

〈2018年 読み納め 松岡正剛「面影日本」〉

松岡正剛の千夜千冊エディション「面影日本」を読んだ。久し振りに知的好奇心を刺激される本を読んだ。 松岡正剛が千夜千冊で紹介してきた、"面影をうかがう日本" の中から、枕草子、西行、定家、方丈記、徒然草、心敬などを紹介しながら「常世、鳥居、正月…

今日の月は上弦or下弦?

"上弦の月だたっけ、みょうーに、色っぽいね" 深夜、ベランダから月を見ると半月! さて、上弦の月か、下弦の月か気になってググってみた。弦が上に見えるので上弦かと思ったが、下の解説にあるように、下弦の月であることが分かった。 12月29日 am1:00撮影右…

ブックブック12冊目

ブログを始めてから13年、ブログブックも12冊目になった。昨年分2017年版を本にした。最近はフェイスブックに書くことが多く、ブログに書く記事は減って本も薄くなった。読書感想やそぞろ歩きの記事を自分の記録として書き続けてきた。 いつまで続くか? だが…

「日本文学の古典」(岩波新書)を読む

先に書かせていただいた、岩波「図書」の”はじめての新書”で紹介されていた「日本文学の古典」を読んだ。源氏物語、平家物語、枕草子、方丈記、徒然草、などの他、能、狂言、歌舞伎、人形浄瑠璃などいろいろな古典を要所を抑えて紹介、解説してくれている。…

<NHK BS1 スペシャル 「隠された日本兵のトラウマ 陸軍病院8002人の病床日記」>

NHKのBS1スペシャルで標題のドキュメンタリーを放送した。 私は市川の菅野で生まれ、真間小学校、市川市立二中に通った。そんなわけで、真間山や国府台の里見公園などは曽遊の地でもあった。 国府台に病院があり、式場病院という気違い病院(当時子供だった…

〈里の秋、紅葉見納め その2〉

今年の秋は何やかやとあって、紅葉の名所には行けず、もっぱら里の秋で終わってしまった。 今日はさいたま市北区のステラタウンの買い物ついでに広場の紅葉を鑑賞。きれいなグラデーションに紅葉している樹に目がとまった。 桂の樹かと思って、付いていた名…