寺社

佐野厄除け大師

家人が佐野厄除け大師に行きたいと言うので、行ってきた。東北道の佐野藤岡インターで降りて数分のところである。一月も終わりに近づいた日だったにもかかわらず、大勢の参拝客で賑わっていた。中に入ると厄除けの祈祷をしてもらう老若男女が長い列をなして…

初詣:大宮氷川神社 Shintouist?

正月三日に初詣に行った。正月の初詣はいつも人が多いので、三が日が過ぎて、人の出が少なくなったときに行くのが多かった。元日と違って三日なら少しは人出が減ったかと思いきや、本殿に通じる参道は、途中から機動隊や警察官が出て、入場制限をしている状…

 妻沼聖天様拝観

同じマンションの友人から妻沼聖天様の一般公開のチケットをいただき、妙齢さんと一緒に行ってきた。 歓喜院(かんぎいん)は、埼玉県熊谷市妻沼にある高野山真言宗の仏教寺院である。定年間近の頃熊谷に2年ほど住んでいた。その時に一度行ったことがあった…

東西本願寺参拝

東西、本願寺を20年ぶりくらいで参拝した。18歳で親鸞の仏教に触れ、親鸞関係の本をたくさん読んできた。倉田百三の「出家とその弟子」「歎異抄」「和讃」「教行信証」など、解説本も読んできた。以来、親鸞の源流を辿り、浄土三部経、世親、無著、龍樹…

北鎌倉散策 <その3>精進料理「鉢の木」

円覚寺を出て鎌倉か移動を左に折れ、すぐ近くの「鉢の木」という精進料理の専門店で精進料理弁当を食べた。この店、昭和39年の創業で、屋号は本店が北条時頼の建立になる『建長寺』門前に創業したことから、この古事にちなみ、お客様を心をこめておもてな…

北鎌倉散策 <その2> 円覚寺参禅 坐禅会

法話がすんで10分ほどの休憩。希望者のみが残って参禅会が行われる。半数以上が残っていただろうか、向かい合わせに5列ほど座る。僧侶が簡単に坐禅の仕方を説明する。結跏趺坐が完全にできる人は少ないようだ。半跏趺坐と胡座の人が多い。私のように胡座も…

北鎌倉散策 <その1> 円覚寺参禅

A塾の先輩、Oさんのお誘いで、3つのグループからの12名で鎌倉円覚寺での参禅と北鎌倉のお寺を散策した。 北鎌倉8:30集合。我家からは6時13分の始発のバス。ゴルフ以外での5時起きは久し振りだ。夜型の小生としては、ちとつらい。 円覚寺は何年ぶりだろ…

福島県 「白水阿弥陀堂」

塩屋岬から次男と孫娘を迎えに行って昼食をともにした。雨も小降りになってきたのでちょっとショッピングをしてから二泊目の湯本温泉に向かった。時間があるので、湯本のちょっと先の国宝の白水阿弥陀堂に行った。 白水阿弥陀堂は、平安時代末期の永暦元年(…

湯島天神祭&「季乃下」

メキシコから一時帰国した次男と久しぶりに家族四人で会食をした。湯島女坂の「季乃下」という店だ。この「季乃下」さんは、姉と義兄が経営する魚河岸の海老問屋のお得意さんで、粋な日本食を食べさせてくれる。ここのご主人、外国の方も見えるということで…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その5>常陸国国分寺跡

国分寺といえば、聖武天皇が全国に741年(天平13年)、国情不安を鎮撫するため、各国に建立を命じた寺院。正式名称は、国分寺が金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)、国分尼寺が法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)である。 各…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その4>

二日目は、石岡市の峰寺山西光院を訪れた。この西光院、伝承によれば、平安時代初期の大同2年(807年)に、京都の僧、徳一大師が開山したとされている。 当初は法相宗だったが、鎌倉時代には真言宗となり、その後、天台宗となった。本堂は急斜面の岩に多くの…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その3>

T先生を囲んでの勉強会、懇談会10時過ぎに終えてから、同室のOさんとロビーで般若心経談義、刺身の切り方、大乗仏教の龍樹や世親のこと、上座部(小乗)仏教のことなど、話が弾んだ。宿の支配人にそろそろ消灯しますからと言われて時計を見ると12時を…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その2>

一日目の最後は益子の西明寺に行った。西明寺は獨鈷山普門院西明寺と称し、真言宗豊山派に属する寺で、本尊は十一面観世音菩薩である。寺伝によれば、天平9年(737)行基菩薩の草創、紀有麻呂によって建立され、天平11年(739)落慶供養が行われた…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その1>

A塾の研修旅行で茨城に行った。千葉に生まれ、埼玉に長いこと住んでいながら、茨城は今までに海と筑波山にしか行ったことがなかった。私の好きな親鸞が越後から移り住んで20年住んだ所なので、以前から親鸞ゆかりの地を訪れてみたいとは思っていたが、行…

キバナコスモスと平林寺(9月5日)

NHKで朝霞市の黒目川のキバナコスモスを映していた。Webで場所を確かめ、妙齢3人を誘ってドライブした。ところが、目的の黒目川に着いても、どこにもキバナコスモスは見当たらない。近所を自転車で通った女性に聞いたが、知らないという。狭い川沿いの道を…

香取神宮・鹿島神宮

千葉県生まれ、関東に住んでいるのに、香取神宮、鹿島神宮に行ったことがなかった。高速道路のない時代には大宮からはかなり時間がかかったと思う。新車も来たし、ETCもついたので高速道路を使って行った。 古代史をちょっと勉強して、由緒、いわれのある、…

大宮氷川神社:十日市(大湯祭)

23歳の時から、関西転勤、LA駐在の時期を除いて、大宮で仕事をし、住んできた。大湯祭が賑やかで大きな祭りであることは知っていたが、歩けないほどの人混みというのが嫌いで、今までに行ったことがなかった。300年の歴史を持つ、神事「大湯祭」にあわせて…

琵琶湖湖北観音巡り <その3>

余呉湖は湖北とあってさすがに朝晩は冷え込む時期になっていた。朝6時に起きて、同室の方と湖の周りを散歩した。湖面から朝靄が立ち上りちょっと幻想的な雰囲気だ。湖畔で紅葉と湖面を水彩画で描いているグループのメンバーの女性もいる。 グループのNさん…

琵琶湖湖北観音巡り <その2>

余呉湖は琵琶湖の北にちょこんと乗っかっているような1.8平方キロ、周囲6.45kmの小さな湖だ。周囲にはほとんど建物がない。日本最古とされる、羽衣伝説の残る、はるか古代からの神話の地である。湖の周りにはコスモスが綺麗な花を咲かせていた。アジサ…

琵琶湖湖北観音巡り <その1>

A塾の企画で湖北観音巡りをしてきた。総勢19名、塾のメンバー、男性は先生をはじめ10名、女性は9名。長浜駅で集合し、高月まで行って、そこからチャーターしてあるマイクロバスに乗った。皆さん、塾で日本の仏像や寺社巡りをしてきている美術愛好家の皆さん…

伊勢神宮ミヤゲ話2

妙齢さんの伊勢神宮の土産話をもうひとつご紹介。伊勢神宮の近くの土産物を売る店の軒先には、ちょっと変わった注連飾りが並んでいる。「蘇民将来子孫家門」と書かれたものだ。(添付の画像をご覧ください)“蘇民将来”変わった名前だと思ったが、最近読んだ…

川越散策 氷川神社他

家人の関西の友人が来たので川越に行った。川越には今までに4回くらい行っている。今回はTVの「アド街っく」で川越を特集し、今までに行ったことのなかった所を散策した。ランチの前に、氷川神社に行った。境内は広くはないが由緒ある神社だった。境内のわ…

芝増上寺 西向観音

昨年に続き、芝増上寺の近くのクリニックで人間ドックの健康診断に行った。帰りに芝増上寺に寄った。何度も見ているので、今回はさらっと境内を回った。西向観音というのがあり観音像を中心に千躰子育地蔵尊という千体のかわいい地蔵さんが赤いスタイならぬ…

岩槻慈恩寺&岩槻城址公園

岩槻の慈恩寺と城址公園に行った。慈恩寺は天長元年(西暦824年)に、慈覚大師円仁により開山された坂東33番札所のうち、第12番札所の天台宗の名刹。慈恩寺の命名は、慈覚大師が唐の国で仏法を学んだ際、大慈恩寺の風景と、この岩槻の地の風景が似ていたこと…

証誠寺の狸囃子と分福茶釜

群馬の大泉に2年間勤務したことがある。そのときの組織のOB会に出席するため、館林経由で大泉に行った。大田のホテルに泊まって、帰り道に同期の友人と茂林寺に寄った。茂林寺は30年程前に部下の女性の結婚式で行って以来だ。結婚式は茂林寺に隣接した…

子の権現様:館林

東北自動車道を館林で降りて354号を少し走った左側に「子の権現さま」という神社がある。どんな神社かと立ち寄ってみた。なんと、神社境内にたくさんのブリキの草履が吊り下がっている。近づいてみると、絵馬よろしく、絵草履で、ブリキの草履に足腰が丈夫にな…

秩父札所巡礼

始めて秩父札所に行ってみた。まじめに三十四霊場を回ろうというのではなく、宝登山の臘梅を見るついでに行ったのだから、はなはだ不真面目な巡礼です。今まで何度か秩父に行っているのだが、札所に行ってみようとは思わなかった。今回は、一番札所の四萬部…

お年玉と御歳神

ここ10年余り、子ども、親戚筋へのお年玉をあげることがなく気が楽だ。6人兄弟の5番目だったので、昔は、世話になった兄姉の甥、姪達にひと通り渡すと出超になることが多かった。アメリカに駐在した時は息子たちだけですんだ。帰国したら、甥姪たちが大きく…

世田谷豪徳寺&松陰神社

世田谷のボロ市に行ったついでに、ボロ市通りから約1km北にある豪徳寺という寺に行った。 井伊家の菩提寺になっており、井伊直弼の墓もある。ここが招福猫児(まねぎねこ)発祥の寺ということも後で知った。別名猫寺とも言われているそうだ。以下のURL…

高野山参り−その4: 高野山の喫茶店&本屋さん

高野山の寺巡りの合間にちょっとコーヒー休憩をと思って探すがしゃれた喫茶店が見つからない。観光客、参拝客が利用するというより、地元の人が利用していると言った感じ。喫茶店なのに、店の中にちょっとくすぶったような仏像や美術品が無造作に置かれてい…