私の“読初”のご紹介 2005-2-1 :Henry Miura
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- 作者: 関根正雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 辻直四郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/07/05
- メディア: 文庫
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- 作者: 神野志隆光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/01/20
- メディア: 新書
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30代の頃、ウパニシャッドの解説を読んだことがありました。
「ウパニシャッド」はかなり読みづらい、難しいところも多少ありましたが今回通読して、概観がつかめたように思います。ウパニシャッドはある意味で仏教哲学の源流だと思います。そういう観点で読みますとまた異なる意味が理解できるように思いました。
続いて、辻直四郎さんの「インド文明の曙 ヴェーダとウパニシャッド」(岩波新書)を読んでみようとしたら、絶版になっていました。(その後復刊された)この本も若い時に一度読んでみようかと思ったのですが難しそうで買いませんでした。本は、読み時、買い時が難しいですね。図書館で借りて読んでみようと思っています。
「古事記と日本書紀」は古事記、日本書紀が日本の古代、中世、近代、現代という歴史の流れの中で、そのままで意味を持ち続けたのではなく、意味を更新して生き続けてきた。またその時々に新たに意味を引き出して、新しいテキストとして作り直してきた。
この本は、上記のような切り口から古事記と日本書紀を解説している。
今まで、古事記も、日本書紀、及びその解説書も、まともに読んだことがなかったので、面白く、かつ勉強になった。「古事記」もいつも途中で他の本に気が移ってしまうので、あらためてトライしようと思っています。
(講談社学術文庫の上、中、下は買ってあるのですが、まだ、上巻の1/3のところでとまっている。)
「古代イスラエルの思想」は、三洋同期の友人から「旧約聖書の世界(池田裕:岩波現代文庫)[この本は既に読んでいました]と一緒に勧められたものです。二つとも勉強になる本だと思います。