一行の文字数とフォント   :HM        

会社のメルマガの広報誌に掲載したものを書きました。
皆さんのコメントがありましたら宜しく!

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◆一行の文字数
 皆さんはメールを書くときに一行の文字数をどのくらいに設定しているでしょうか。私は社内広報誌(メルマガ)の編集を始めてから、いろいろと考えてきました。今は原則一行30文字でまとめるようにしています。ワードでもらった原稿をフォルダーに添付ファイルとして保存する時は、ほぼ投稿いただいたまでいいのですが、メルマガはテキストベースなので、あまり1行が長いと読みづらい。
 いただくメールも、フォントが小さくて画面いっぱいに文字が並んでいると、読みづらいだけでなく、内容によっては読む気がしなくなる。
 因みに、新聞、文庫本など一行の文字数を数えてみた。
¶新聞:11 ¶文庫:40 ¶単行本:45 ¶新書40〜45 出版社によって多少の差はあるでしょうが、おおむねこんなところ。それぞれに理由があっての文字数と思う。メールの場合は画面上で読むので、フォントの大きさにもよるが、最大40文字位が限界だろう。
 老眼鏡をかけるようになると(早い人は40代の前半から)、レンズの焦点を合わせられる範囲が狭くなる。一行が長いと首を左右に振って読まなくてはいけなくなる。また、老眼でなくても、目の動きをできるだけ少なくして、一見(one glance)で目に入るフレイズ(単語の数)が多い方が早く読めます。
 
 メールで一行の文字数をきっちりと後ろをそろえて書いている人が時々いる。見た目がすっきりして気持ちがいい。だいたいの方が一行の文字数は適当に20字から40字あたりで、まとめている。
 一行が長かったり、短かったり不ぞろいなのはちょっと見苦しいが、いちいち文字数をそろえるのは面倒だ。また、句読点の関係で、句読点が来ると適当に行変えしている人も多い。
 
メルマガでは本文は30文字にして、できるだけ皆さんが読みやすいように工夫しているつもりです。

◆エディターを使う
 ワードでも文字数の設定はできるのですが、いただいた原稿の文字数を変更する、末尾を一度に改行付きにするなどの操作はエディターの方がはるかに操作性が良い。わたしは「WZEditor」というものを使っている。「秀丸」や他のものも少し使ってみましたが、WZの方が使い勝手がいい。メールもきちっと末尾をそろえたい時はエディターで先に書く。メールの文章を書き直すときにも、多少長いメールは先にエディターで書いておいたほうが、修正加筆が早く、かえって能率が良い。
 皆さんはどんなエディターを使っていますか。もし、いいものがあれば教えてください。
 
◆フォントの種類、文字の大きさ、行間、字間 <書体> メールのフォントはほとんどの方がゴチック体を使っているので目が慣れている。たまに明朝のフォントの小さいものでもらうと妙に読みづらい。
 但し、ゴチック体で印刷すると、妙に黒っぽく、またその太さが目に邪魔をする感じで個人的には好きでない。たまに、自己顕示欲が強いのかフォントを大きくして、しかも太字にしてメールを書いている人がいる。字面だけでも押し付けられているようで疲れる。
 メールは別として、文章などは、やはり明朝体の方が読むのに目が慣れているので、印刷スタイルを「明朝体」に変えている。
 <文字の大きさ>
 通常は10.5ポイントが標準なのだと思うが、老眼、近眼の人には、10.5はちょっと小さいのではないだろうか。私は、11か12を使い分けている。
 <行間、字間>
 フォントの大きさとも関係するが、行間、字間が狭く隣の字、次の行との間隔が狭い文書も読むのに疲れる。設定でいろいろと変えられるので、読む人の立場になって工夫していただきたいものです。
 

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以上、文字数、フォントなどについて、個人的な趣味の問題でもありますが書いて見ました。NDSSの皆さんは、メール作成、プレゼン資料の作成などでどのような工夫をされているでしょうか。

お客さまに、読んでもらいやすい、読みやすい、工夫が求められると思います。の現状も含め、皆さんのお知恵、ご意見もお聞きしたいと思います。
 
 我社には文書作成マニュアル(古式豊かな?)もありますが、IT時代、IT会社にふさわしい文書作成マニュアルが必要かもしれません。