3年日記

 昨年末にある本で、3年日記とか5年日記をつけるといいということを読んで、今年からつけ始めた。ちょうど、今年から退職したのでいい機会だと思った。現役の時は、仕事の手帳の中に、プライベートのことをちょっとメモ的に書き留める程度しかしていなかった。まして、3年日記なんて誰が何でこんなもの書くのだろうと思っていた。
 この歳になると、1年の経つのが早い。まして子供たちが家を出て行き、夫婦二人になると、いわゆる「行事」「出来事」の数が減り、平凡な日々が続く。しかし、その平凡な生活をちょっと書き留めておくこと、季節の風物、花鳥風月を記録しておき、2年目、3年目に書くときに、「ああ、昨年の今日は、蝋梅を観に行ったのか、一昨年の今日は、大阪の梅を観に行ったのか」などと思い出しながら、今日のことを書くのも楽しいかなと始めた。
 持病持ちだと、病院に行ったときの、血糖値や、血圧を書き留めておいたり、昨年はこの日に結石がつかえてえらい目にあったな、などと、自分の健康管理にも少しはいいかなと思っている。
 一応いまのところ三日坊主にならずに続いている。