筑波山神社 & 筑波山散策

 家内と義母と義弟と一緒に筑波山に温泉一泊のドライブをした。筑波山には昔一度行ったことがあるが、遠足だったのか、社員旅行だったのか思い出せない。がまの油売り口上だけが薄ぼんやりと記憶に残っている。
 筑波山に温泉があることも知らなかった。由緒ある神社があることも知らなかった。百人一首の「筑波根の峯より落つる男女ノ川 恋ぞ積もりて淵となりぬる」だけが印象に残っているくらいだ。
 筑波山の梅林はまだ3分咲といったところで、紅梅が何本かと白梅がちらほらといった感じでちょっと寂しかった。満開になると里からも山肌の梅が見られるとのこと。もうちょっと遅い時期の方が良さそうだ。

 ホテルのすぐ前が筑波山神社、夕食前に神社を散策、平日でまだ梅見にはちょっと早いと言うことで境内はほとんど人がいない。小雨のぱらつく静かな境内は厳かな清々しい空気に包まれていた。
 最近は、寺巡りもいいが、神社巡りが面白い。神道、神社については勉強不足で、知らないことが多いので新しい発見があって楽しい。図書館で借りた、「神社ウォッチング」という本や、「神仏習合」(岩波新書)「神さまと神社」、関裕二の古代史もの等を読んで日本の八百万の神のことや神社の見方、神社についての知識、古事記日本書紀に出てくる神々についての知識が多少ついたので余計神社が面白くなってきた。鳥居、注連飾り、狛犬、手水舎、神殿など知らないことばかりだった。

 筑波山神社の鳥居と注連縄をご覧下さい。
一の鳥居は立派だったのですが、写真を取り損ないました。本殿の注連飾りもちょっと特徴がありますが元気のない注連飾りでした。