Jカーブ

 妙齢フレンドのカッカリーヌさんからワインの本をお借りして読んだ。サントリー宣伝部のコピーライターだった山田健さんの「そこまで聞くの?『ワインの話』。」という本だ。
 この本、冒頭から酒飲みにはありがたい話が載っている。
以下のグラフのごとく、酒を飲まない人の死亡のリスク相対危険度を1とした場合、飲まない人よりも2日に1合程度人の方が危険度が低い。毎日2合の人でも、0.96と、飲まない人よりもわずかに危険度は低い。やはり、酒は“百薬の長”か。

このカーブのことをJカーブというようだ。
どこかの国の酒飲みが作ったという諺、「酒を飲むと、人は死ぬ、酒を飲まなくても、人は死ぬ」。同じ死ぬなら、飲まにゃー損ということか。
 こういう論理を詭弁というらしいことを、「詭弁論理学」(中公新書)という名著で昔読んだ。
 ともあれ、ワインの話を読んで、またおいしいワインが飲みたくなった。
ついでながら、イオン浦和美園の酒売り場をうろついていたら、「モリイゾウ」の焼酎(1.8L)が、確か38,000くらいの値段が付いていた。1合5,000円!位か、どんな味がするのか一度飲んでみたいものだが・・・。diabetic がこんなことを言ってては病気が治らんぞ!(陰の声)