月島・深川

 月島のもんじゃ焼きが食べたくなって、月島から深川→清澄庭園を妙齢さんたちと「そぞろ歩き」散歩をした。地下鉄月島駅で降り、1kmくらいのもんじゃ通りの両側、路地に80軒くらいのもんじゃ焼きの店が並ぶ。通りの路地でも面白い発見がある。インターネットで検索した人気一番の「つきしま小町」という店に入った。全部で28席しかない小さい店だったが、味もよく、女将さんが焼き方の指導もしてくれた。4人でもんじゃを3つ、ビール2本で5,300円はリーズナブルでした。
 警視庁、現役最古の交番があったり、ふと見るとこぎれいな焼鳥屋の隣に縄のれんの店?、商い中と行燈まである。看板をよく見ると、「江東区公衆便所」とある。さすが下町の江戸っ子、粋なはからいをするもんだ。よくみると便器が写っている。まさか、戸のない便所かとのれんをくぐってみた。戸が開いたままになっていた。戸は閉めていて欲しかった。写真を撮り、のれんをくぐる私をみて、隣の焼鳥屋のHenry好み妙齢の女将が怪訝な顔をしていた。

 妙齢友達との会話、「この焼鳥屋さんはトイレがなく、隣の粋な厠で用足しをしているのじゃないかしら?」「さもありなん!」
 もんじゃ通りの交番から清澄通りに抜ける通りに、「畳屋八角」と居酒屋ならぬ「居酎屋」の看板が並んでいる小粋な店?があった。昼過ぎなので、畳屋なのか飲み屋なのか分からない。昔、畳屋だった「八角」さんが経営難か飲んべえで、飲み屋にくら替え、焼酎にこだわって「居酎屋」を開いたのではないかと、下衆の勘ぐりをしてみた。夜だったら入ってみたい店だった。
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/comment_detail/81741

 富ヶ岡八幡宮から、地井散歩で取り上げられていた、深川親水公園をまわって、清澄庭園まで歩いた。
この庭園は、元、紀伊国屋文左衛門の庭園ということで、日本全国の名石が庭の各所に配されていてなかなか趣のあるいい庭園だった。