ユリノキ&アカンサス

 <ユリノキ
 5月16日に大宮第2公園のユリノキを見に行った。昨年の同じ日に見に行っていたので、今年の咲き具合はと行ってみた。昨年と比べて比べてやや小振りで花の数もちょっと少なかったようだ。大きな花なのだが、高い木の大きな葉の間に咲くので見上げないと気がつかない木だ。“咲いてますよー!”と主張しないところが好きだ。

 わがマンションにもかなりの本数のユリノキがあるのだが、昨年の植栽管理で過伐採したせいか、今年はまだ一輪も咲いていない。どういう原理なのか、これも植物の不思議だ。
アカンサス
 関西在住の折、会社の友人たちと奈良の新薬師寺に行った。新薬師寺に行ったときにお寺のおばあちゃんからアカンサスを教えてもらった。
 新薬師寺わきにお茶を飲ませてくれて、こじんまりした庭を眺めるところがあった。帰りがけに玄関わきの「アカンサス」という葉にカメラを向ける。ここの主か、おばあちゃんがギリシャの神殿から持ってきた?ものだとか、東京芸大の校章?になっているとか言っていた。とにかく謂れのある草のようだ。おばあちゃんに、『この草の名を忘れたら、"あかん(さ)す』よと駄洒落を言われてしまった。以下に広辞苑の説明をコピーしました。

アカンサス【Acanthusラテン】 キツネノマゴ科の大形多年草。南欧原産。葉は楕円形で羽状深裂。夏、長花茎に白色、淡紫色の唇形花を穂状につける。古代ギリシア・ローマの建築では、この葉を柱頭文様とした。また、キツネノマゴ科ハアザミ属植物(その学名)。南欧、熱帯・亜熱帯のアジアに約50種が分布。ハアザミ
           出典:広辞苑第五版

おばあちゃんの話し、芸大の校章かどうか確かめるため、HPを検索、説明は無かったがアカンサスの葉をあしらったような校章みたいなものが載っていた。

アカンサス」で検索したら、金沢大学の校章に使われていた。アカンサスという言葉は音楽、芸術に関する各種団体、会合の名前に使われているようです。
 大阪勤務時代に会社のCafeの庭に変わった花をつける草花があった。葉の形からひょっとしたら「アカンサス」じゃないかと思った。Webで検索してみたらまさにアカンサスであった。
 以下のURLをご覧下さい。説明が載っています。
http://www.hana300.com/akansa.html

                                                                                                                      • -

埼玉に戻ってからアカンサスの花にはお目にかかれていなかった。昨日ユリノキを見に行った第2公園で、偶然アカンサスを見つけた。まだ咲き始めで花が咲いているようには見えない。満開になるとなかなか見事です。また見に行ってみようと思っています。