「ヒマつぶし 隠居学」(副題:面白くてたまらない)、「続 隠居学」(加藤秀俊)

 Henryはもう隠居の本を読んでいるのか。そんなに早く老け込んではいけないぜ!という声が聞こえそうだ。
 加藤秀俊さんは1930年生まれだから、77歳、この隠居学は2年前の75歳の時に書いている。Henryは加藤さんの足元にも及ばないが、この本に書いてあること、まさに私の現在の心境にぴったりであります。どのようにぴったりなのかは、一言で書ききれない。
 とにかく、好奇心のある方、道楽ごころのある方ならば、どの章も面白くてたまらないと思う。一方で、それがどうしたの、何でそこまで調べるの、こだわるの、と思う方には面白くないかもしれない。
 次回以降、この本で教えられた事も含めて、「隠居学」について書いてみたいと思う。