金のつぶつぶ蛹? 虫愛ずる妙齢からの画像

10月22日に金色の蛹のことを書いた。金色の蛹は「オオゴマダラ」というもので、九州の喜界島が北限とあった。いくら異常気象とはいえ、まさか埼玉にいることはないだろうと思った。虫愛ずる妙齢さんが教えてくれた蛹の実物を見に行く機会はなかったが、画像をCDでくれた。オオゴマダラと異なり蛹自体は茶色であまり綺麗ではない。しかし、金の入れ歯のようなというか、金のつぶつぶがきれいだ。遺伝子のどういう目的か、なぜ、蛹にこういう造作をしたのかわからない。こういう自然の造化、造作の妙を見るにつけ、いつも「何ごとのおはしますかはしらねども、かたじけなさに・・・」と思ってしまう。
この、金のつぶつぶ蛹、どんな成虫になるのかも気になる所だ。綺麗な蛹、綺麗な幼虫が必ずしもきれいな蝶にならないところが自然の不思議で面白いところだ。
(右の写真は「オオゴマダラ」です)