防災訓練11-18

 自主防災会を立ち上げてから初めての防災訓練を実施した。今までは、水消火器を使った消火訓練だけだったので800世帯あってもほとんどの住民が参加せず来てくれた消防署にも申し訳がなかったくらいだった。
 今年は、防災倉庫も完成し、ヘルメット、担架、発電機、消火器などわずかな備品をそろえた。防災倉庫、備品のお披露目も含めてα米の炊き出し、試食や、負傷者の担架での搬送、てんぷら鍋の消火、負傷時の三角布の使い方などのイベントを盛り込んだ。
 心配した参加者も148名と大勢の住民が参加してくれた。子供さんや70歳を越えた方も消火訓練に参加した。高齢化が進んでいる我団地なので、防災に関する意識が以前に比べ高まってきていると思う。
 地元の消防署の方も、大勢参加してくれたこと気分を良くしてか住民の質問にも親切に対応してくれた。当たり前のことだが、改めて住民同士の助け合いの心、人と人とのつながりが大切なことを教えられた。
 慣れない防災会の役員、自治会の役員が見よう見まねで取り組んだ防災訓練だった。担架に乗ってもらった女性からは、金と力のない色男が担いだ、担架の乗り心地が悪かった等のお叱りも受けた。反省事項もいろいろある。今後とも少しづつ自主防災体制を充実させていきたいと考えている。