小雨桜?、ケイオウ?サクラ

 昨日書いた記事の中で、見沼区の南中野で河津さくらを発見したと書いた。今日、再度デジカメ一眼レフをもって出かけた。たまたま、庭園を所有しているご主人がいたので、写真を撮らせていただきたいとお願いをし、ついでに花の名を教えてもらった。この桜は、河津桜ではなく、緋寒桜の系統で「小雨桜」(聞き間違いでなければ)と教えてくれた。屋敷の裏に回れば、「ケイオウザクラ」があると教えてくれた。

 「慶応」?、大学の慶応のわけはないから、江戸時代の「慶応」に由来するのかと思った。後で、インターネットで調べたら、『啓翁桜』と言って、昭和5年、久留米市山本の吉永啓太郎という人が支那桜桃(しなおうとう)と彼岸桜(ひがんざくら)を交配して作ったとのこと。この桜には太い幹はなく、形の良い枝が何本もまとまって一つの株を作るそうです。啓翁桜の“啓翁”は啓太郎爺さん作というわけだ。
 今までに大阪造幣局の通り抜けの八重桜やソメイヨシノ以外の桜もいくらかは見てきた。今日、あらためて、桜をインターネットで色々調べたら、140以上もの品種があることを知った。
 「さくら 品種図鑑」というサイトも見つかり、綺麗な画像を見せてくれる。石川県林業試験場樹木公園に植栽されている桜140品種の「図鑑」です。
 URLは以下の通りです。http://www.pref.ishikawa.jp/ringyo/sakura/index.htm
 今年の東京の桜の開花予想は3月28日とのこと。
桜前線研究所」というところがあって、全国の桜の開花予想を過去データの分析から出している。ここのサイトも面白いです。
http://www.sakurazensen.com/
 本格的なソメイヨシノなどの桜が楽しめるのももう少しだ。
加島祥造の“老子的生き方”まではいかないが、Henryも自然の姿、季節の移ろいに感応する、人間本来の感受性が、少しは戻ってきたのだろうか。