クラシックコンサート「新世界より」

 久しぶりに、クラシックコンサートに行った。新宿の東京オペラシティーコンサートホールというところに始めていった。オペラシティーにはアートギャラリーもありなかなか立派な建物だ。
 エドゥアルド・トプチャン指揮、アルメニアフィルハーモニー管弦楽団の演奏で ・ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より「ダッタン人の踊り」、・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調、・ドヴォルザーク交響曲第9番 ホ短調 op.95《新世界より
 ≪新世界より≫はCDも持っており、テレビでも今までに何度か聞いている。しかし、コンサートホールで生の演奏を聴くのはて初めてだった。自宅のステレオで聴くのとは大きな違いで、いろいろな楽器の繊細な音を味わうことができた。かすかなトライアングルの音もオーケストラの中で大事な役割を担っていることも聞き取れた。
 演奏は素晴らしかったし、アンコールも2曲もしてくれた。しかし、クラシックコンサートでいつも思うのは、あの、指揮者が何度も何度も、舞台の袖に消えたり出たりを繰り返す、形式的?なアンコール拍手は何とかならないものかと思う。手を叩くのを手抜きするのは失礼なのだが、ずっと叩き続けると手だけでなく、肩まで疲れてくる。
 アンコールが形式的だとしてもクラシックコンサートでは当たり前になっているのだろう。客の拍手の雰囲気で一曲にするのか、それ以上サービスしてくれるのかは、演奏者、指揮者の判断に寄るのかは知らない。それにしても形式的な?“出たり入ったり”を止めて欲しいと思うのは私だけではないと思うのだが・・・。
 それとも熱心なクラシックファンは、このアンコールの型式がお気に入りなのだろうか。こんど正統クラシックファンに聞いてみよう。