ボストン美術館浮世絵名品展

 江戸東京博物館に浮世絵を見に行った。平日だが今月いっぱいということで館内は一杯だった。日本人の芸術愛好家が多いことに改めて感心する。浮世絵もにわか勉強のため分からないことが多い。歌川豊国の美人画も綺麗であでやかだったが、やはり、写楽、北斎、広重の絵が私には印象深かった。やはり写真で見るのとは違うなということが少し分かってきた。A先生が言うところの「写楽は北斎である」との“気づき”はHenryには分からなかった。
 常設展の江戸=東京の江戸時代、明治から昭和の風景、家屋の展示も興味深かった。今、孫をここに連れてきたら、これは何処の国の昔の姿なの?と聞くのではないだろうかと思った。
 昭和は遠くなりにけりを改めて感じた。 (添付画像は広重の「東海道五十三次:庄野」です。)