禅画寿会:大宮工房館展示会

 
 禅画(達磨絵)を習い始めてから、2年半になる。教室のある工房館では、毎年、その工房館を利用している、陶芸、絵画、手芸などのグループが展示会を一緒にやる。どのグループもなかなかの作品を展示している。我が「禅画寿会」もパネル2枚分に、先生と生徒の作品を展示する。
 週2回の教室で画いているだけなので、なかなか上達はしていないが、最近はやっとお手本を見なくても何とか画けるようになってきた。Henry(遍理)は5枚ほど展示した。
今回は展示会と同じ時期に、在勤時代の上司から8枚ほど達磨絵を描いて送ってくれとの依頼があり、それも含めて準備した。まだまだ未熟な私の画でも描いてくれと頼まれるのは張り合いが出る。白隠風にと頼まれたが、白隠の達磨絵はなかなか難しい。真似をしようと思うとかえってうまくいかない。全体のフィーリングをつかんで画くが、どうしても自分流(遍理風)になってしまう。まあ、自分流ができてきたということは少しは進歩したのかと思う。
 来月はまた、大宮公園で展示即売会をやることになっている。今年は展示スペースが大きいのでたくさん画かなければならない。

 
 最近は締切のある仕事が何もなくなった。人間は何か、締切、目標を持ち続けなくては、緊張感がなくなると思う。他人様から締切を言われることの無いのは気楽で良いが、自分で目標設定して行かなくてはいけないのだろう。
★上の2枚「随処作主」が最近描いたものです。