紅葉散歩:多摩湖周辺のんびり散歩


 紅葉ドライブに行きたいと思っているのだが、タイミングを逸してちょっと遠出のドライブには行き損なった。近場の紅葉見物と思ってWebで紅葉検索をした。Miyaさんが教えてくれた昭和記念公園東松山正法寺の大銀杏の紅葉もまだちょっと早いようだ。

 以前通ったことのある多摩湖周回道路を思い出し、急遽そこまでドライブした。西武遊園地の側の掬水亭という中国割烹旅館の6階にある天外天という中華レストランで昼食をとった。ゆったりとしたレストランで、眼下に多摩湖を見て、紅葉の始まった樹々を眺めながらのランチは気持ちが良かった。
 西武グループが発行している、西武線ののんびり散歩というパンフレットをもらい、その中の地図を見ると、すぐ近くに、金乗院(山口観音)や狭山山不動寺というところがあるので行ってみた。参拝客もパラパラとしかおらず、ところどころ、銀杏やもみじなどの紅葉の中の本堂や鐘撞堂や多宝塔などが風景のなかに溶け込んで味わいがあった。
 山口観音というのはちょっと俗っぽい感じもしたが、建物の周りの柵?に龍の彫刻がグルリと回っているのが印象的だった。
 この多摩湖狭山湖の周囲の丘陵地帯も、縄文の時代には岬だったのではないだろうか。地図を見ると10箇所くらい神社、寺がある。余り有名な寺社ではないのだろうが、地元の檀家さん、氏子さんにとっては大事な場所なのだろう。
 周回道路の左右は樹木に覆われている。もみじなどの樹も多い。あと1.2週間もすると更に紅葉がきれいになるだろう。また行ってみようと思う。
 
 道路は右に左にくねっている。車のナビが、数十メートルごとに「東京都に入りました」「埼玉県に入りました」と繰り返す。家人が数えたら、1kmも走らないうちに、10回ほど東京、埼玉を出入りした。境界線がどうなっているのか気になった。家に帰って地図を調べたが、県境がそれ程道路を横切っているわけではない。
 地図がいい加減なのか、ナビの感知能力の問題なのか、誰か教えてくれないかな。
この多摩湖の周りの多摩湖通を全て走ったら、何回、東京−埼玉を出入りするのか試してみたくなった。