新語綴り方教室

 妙齢さんが新語集をメールで送ってくれた。その新語を使って遍理“綴り方教室”を作ってみた。
 カレー臭い(加齢臭が漂っている)遍理亭での妙齢(女が少ない)のしょうじょ=昭女(昭和生まれの女の人)を招いての夕食会。この妙齢さん、先日○○年生まれですとあるところで答えたら、平成ですかと聞かれたと喜んでいた? まさか! ちなみに、平成生まれは「平女」と言うそうな。
 
 ごういんマイウェイ(無理やり自分のやり方を進める人)の、B型遍理料理人の作ったものを食べ、ちゃごんでいる(お茶を飲んで和んでいる)時にこの新語の話になり、もう一人の妙齢さん曰く、遍理亭は「紫陽花亭」ときたもんだ。これにはさすがの遍理も参りましたと、チョーレシーブ(うける、爆笑)しました。
 いやいや、“阿字最高”(阿字とはサンスクリット文字でアルファベットのAに相当:阿吽の“あ”であります。)の居酒屋、遍理亭なのだ!

 このての新語、KY語など、品のないものもあるが、なかなか面白いものもある。
 多少「おげしい」(おおげさでリアクッションが激しい)ところがある我が家人からは、あなたは「そーめん」(会話で相手の話を聞き流すこと=そう、といって聞き流す、男=メンのことか)で「ちっとも私の忠告を聞いていない」と揶揄される。健康管理の甘い、鈍感?な遍理には「おげしい」鬼看護婦が必要なのだろう。「円ジェル」(やたらとお金のかかる女性)でないところも有り難い。
 「ノスタル爺」(かつて住んでいた町を懐かしむお爺さん or 昔はよかったと言うシニア)の遍理としては、たまには「おんなまえ」(女前=気前良いしっかりした女の人)の妙齢さんとしっぽり・・・なんてなことを夢想するのだが。
 
陰の声:“照顧頭上”、「ロデ男」(女性に振り回される男)にならぬよう注意されたし。

 今年もあと一ヶ月半、また、流行語大賞や、今年の漢字一字なども発表される。言葉ははやりすたりがある。忘れられた昔の流行語も多い。美しい日本語の多くが使われなくなっているのはノスタル爺としては寂しい。しかし、江戸、明治の頃の新語が現在自然に使われているものも多い。言葉、日本語は進化、発展(時に退歩)する。 面白いもの、良い新語は残っていくだろう。軽薄な新語も余り毛嫌いせず、TPOで使い分けたらいいだろう。