高校の仲間との新年会

 2年ぶりに仲間と新年会をやった。孫は2年経つとその成長ぶりに驚く。爺さんは2年経つとその老化に・・・とは気づかず。同期生との再会は時間が経ったことを忘れさせてくれる。とはいえ、会わなかった2年間のうちに大病を患った友もいる。その友も無事退院し、元気に酒を酌み交わした。
 この仲間とは、高校時代から浪人時代も含めて、麻雀、ポーカー、ブリッジ、囲碁、将棋、花札、ビリヤード、時には百人一首も含めて、ほとんどの遊びを共にした。遊んでばかりかというとそうではない。皆さん、よく遊び、良く学びで、教養はもちろん、智慧もあり、社会で活躍してきている。
 島根の名士Iさん、子会社の社長を続けているMさん、自分の会社で社長業を続けるIさん、Tさん。関連会社で働いている、Sさん、Tさん、司法書士のOさん、胃腸科内科のドクターで同期生の面倒をよく見てくれているKさん、奥さんの介護を19年も続けているKさん。11名の集まりだったが多士済々、昨年まで働いていたOさんと、私の二人だけが「山中無暦日」だ。
 皆さんに我遍理の達磨絵を差し上げた。(無理矢理?一枚ずつ持ち帰ってもらった。)Oさんが「山中無暦日」と書いた達磨絵を選んで、意味をたずねた。今の私と貴方の心境、つまり、カレンダーはいらないということですと説明。
 いやいやそうではなく、今働いている人も、時間に追われて、あくせく心を痛めるのではなく、静かに山中に座せば、時間(カレンダー)に煩わされる(制約される)ことがない、という心境で人生を送らなければいけないのだ! てなことで Unchiku Henryが「釣月耕雲」等、おこがましくも、禅語解説を遍理流解釈で語らせて頂きました。
 病気の話、テニス、ゴルフ、陶芸、禅画、政治、下ネタ、etc.談論風発、高校を卒業してから37年の時の経過を忘れ、旧交を温めてきました。