“花のいのちは短くて”


 今年の春は寒かったり、暑かったりと気候、気温の変化が激しい。
さくらも咲きあぐねていたものが、あっという間に満開になった。いざ花見と思うと雨が降ったり、気温が突然10度も下がったりと、なかなか花見日和というタイミングが取れなかった。

 それでも合間を見て近くの桜を見に行った。浦和玉蔵院、上尾原市、妙厳寺、の枝垂れ桜、岩槻城趾公園のソメイヨシノ見沼区南中野、正法院のウコン桜、御衣黄桜(ぎょいこうさくら)などを見てきた。

 やり桜は寺、神社、川、池、橋などの風景と一緒の方が味わいがある。ソメイヨシノの満開は気持ちがパーッと明るくなるが、ピンクのちょっと濃い枝垂れ桜や、ウコン桜、御衣黄桜なども別の色気、味わいがある。御衣黄桜は今咲きはじめたところだ。
御衣黄桜はピントがあまくうまく撮れなかった。まだ、三分咲きていどだったので、あらためて撮影に行きたいと思う。


 それにしても、花のいのちは短かしとあらためて思う。
ただ、桜が終わると同時にハナミズキなどが咲きはじめ、新緑の淡い緑が清々しい気持ちにさせてくれる。