新宿御苑散策:ダイオウショウ(大王松)

 新宿御苑側の「古月」という中華屋さんのランチがうまそうだというので、妙齢さん方に誘われて行った。マーラーという麻婆豆腐のバリエーションみたいなものだが、奥行きのある風味が美味しかった。
 すぐ前の新宿御苑をまた散策した。前回は回らなかったバラ庭園や、イギリス庭園などを回った。タイサンボクが大きな花を咲かせていた。

 妙齢さんが大王松(ダイオウショウ)という葉の長い松を教えてくれた。松の中では最も長い葉を持ち、葉が密集する様は見事である。クロマツが2葉、ゴヨウマツが5葉であるのに対し、ダイオウショウは3葉である。この三つ葉を持っていると金持ちになるということで、時既に遅しだが、ちょっと失敬して持ち帰った。


 松葉といえば二葉とばかり思っていた。ゴヨウマツがは5葉ということだが見たことがない。
 東京第六学区の名門女子高校、小松川高校(共学になっているが)の制服が二葉をあしらった校章、制服だった。私は同じ学区の男子校(共学だったが女性は1/5程)若かりし頃、この制服に胸をときめかしたことがあった。


 鈴懸の木は独特の木肌と木の実に特長があるが、プラタナスの別名であるということを今回初めて知った。

 前回も感じたことだが、都会のど真ん中にこれだけ広い公園があって、200円で季節の移り変わりを味わえるのは素晴らしいことだと思う。また違う季節に来てみたい。