オルセー美術館展 その2

 Tsukeyさんからお気に入りの踊り子の絵を教えてもらった。なるほどぽっちゃりしていて、Tsukeyさんの好みかと感心した。
私もこの絵は見事だなと思ったが、ドレスがちょっとキンキラしすぎかなと思ったいた。
 ジョン・シンガー・サージェントの「ラ・カルメンシータ」と比較するのは不謹慎かも知れないが、若い頃に見たアメリカ映画のバストが大きくてウェストがグッとくびれたハリウッド女優に憧れた頃を思いだした。往年のエリザベス・テイラービビアン・リーなどは青年のHenryにはまぶしかった。
 最近は歳のせいか、若づくりの洋装の“妙齢さん”より、和服の似合う清楚で凛とした“妙齢さん”により色気を感じるようになった。
 話がオルセーから外れたが、オルセーで展示されている女性よりも日本画の女性の方に色気を感じる。これも日本人の遺伝子だろうか。