中学同期会

 小学校、高校のクラス会は卒業以来2,3年に一度開いているが、中学は一回もやっていない。3年前に同窓会に初めて参加したが、何と、同期が誰も来ておらず寂しい思いをした。同窓会会報に同期会をやりたいと一言書いたら、6つ先輩の同窓会の会長が、同期会をやりませんかと、同期の4人に連絡してくれ、同期会開催に向けての打合会をやった。なんと51年ぶりに再会した。
 すぐ分かる人、話しているうちに記憶がよみがえってきた人、人間の記憶力のすごさに驚く。
 以前に脳科学関係の本で、人間の顔記憶の仕組みの巧妙さについて読んだことがある。写真を画像的に記憶するのではなく、部分毎の輪郭(表情の部分ごと)の傾きを記憶していて、それを脳の別の部位で統合して認識するらしい。だから、身近な家族などは、遠くからでも、横顔等をチラッと見ただけで認識できる。
 昔、ある本で、「恋愛とは恋人と似た顔を見つけようとすることだ」という意味深な文章を読んだことがある。似た顔はどこにありやなしや!
 いやはや、脱線。ということで、これから名簿の整理確認などの準備して、半年後に同期会を開こうということになった。中学時代は高校時代と違った思い出も多い。幼なじみと青春時代の間といったらいいのだろうか。51年ぶりの同期会、何人集まるか、今から楽しみである。