団地防災訓練


 自治会の自主防災会の副会長を引き受けて5年目になる。防災訓練も4年目だ。地元の消防署に来ていただいて、煙中通り抜け訓練や、三角巾の講習もしていただいた。
 さいたま市からの補助もいただいて、今年は二つめの防災倉庫も建設し、階段避難車も購入した。我が団地は住宅供給公社が建設した5階建てなので残念ながらエレベーターがついていない。高齢化が進んで、4階、5階への上り下りはつらくなってきている。老夫婦だけでどちらかが何かあったときや災害時に要援護者を階段から降ろせない。
 アメリカの9・11の時にこの階段避難車で一命をとりとめたということで、防災会でもこの階段避難車を購入した。一台20万もするので、取りあえず一台のみの購入。この階段避難車での救助訓練も行った。住民の関心も高かった。
 今年の自治会、防災会のO会長はもと自衛隊関係の方、経験をもとに、竹竿と毛布、竹竿と2枚のブルゾンによる簡易担架などの実演を披露していただいた。
 今年は、高校の同級生Oさんの地震講演会なども含めて、自主防災会の活動も一歩前進したのではないかと思っている。
 今週末は消防署から地震体験車(起震車)に来ていただいて、住民に震度6〜7を体験していただくことにしている。