計画停電

 長時間の停電は何十年ぶりだろうか。小学生の頃は突然の停電が時々あり、1,2時間の停電の後、電気がぱっとついてほっとうれしくなったことを思い出した。ろうそくをつけ、ラジオを聞きながら、水割りを飲んで携帯PCで文章を打っている。東北の避難所の皆さんのことを思うと、まだまだ相当恵まれた環境だと思い、申し訳ない気持ちだ。
 ここ二、三日、スーパー、コンビ二、量販店、どこに行っても電池、携帯ラジオ等が売り切れだ。幸い、我が家は充電式電池も充電済みで予備があり、単3、単4電池や懐中電灯もあり、困らない。携帯ラジオも3台ある。テレビ放送も聞けるのでニュースも聞ける。今回の計画停電は予期してなかったことなので、携帯ラジオを買えなかった人、電池を買えなかった人も多いのではないだろうか。あらためて、備えあれば…の大切さを思い知る。
 我が家は集合住宅のため、停電になると給水タンクのポンプが止まり断水になる。非常用電源はあるが、2時間くらいしか運転できないので、非常時に備え、非常用電源は使っていない。飲料水はもちろん、トイレの水も使えない。まあ、2,3時間の我慢ですむので、被災地の皆さんより恵まれている。
 防災会の活動をしているので、今回の大災害で住民の防災意識もかなり高まったたのではないかと思う。防災会としては、防災備品もある程度用意したが、ハンドマイクの電池、トランシーバーの電池など予備の電池などがなく反省材料だ。今回の東北関東大震災の避難所の活動などのニュースを見て色々と考えさせられることが多い。