中学同期会

 中学の同期会を卒業以来初めて開催した。当初39名しか住所が分からなかった。クラス別に有志に幹事になってもらい住所を探し求めた。同期の総数354名中、住所判明者は156名にまで増えた。東日本大震災の余震が続く中、参加者がどのくらい集まるか心配だった。一部、交通の便などを心配し、当初の参加者で欠席に変更になった方が5名ほどいたが、最終的には52名となった。
 残念ながら、亡くなられた同級生が23名もあり、先生も11名亡くなられている。開会に先立ち、亡くなられた同期生、恩師と東日本大震災で逝去された方々のご冥福を祈り、黙祷を捧げた。
 51年ぶりの再会、名札を見つめ、顔を見合わせ、えっ!「○○君!?」「○○さん?!」お互いに、白髪頭、禿頭を見つめながら、不思議なことに、話をする内に51年前の記憶が徐々によみがえる。
 友人の話から自分が忘れていたエピソードや初恋?の話、クラブ活動の話など、時間が51年の青春時代に戻り、談論風発、みんないい笑顔だった。
 3時間の一次会、同期生と私と二人でハモニカ合奏や、伴奏に合わせての「ふるさと」の合唱、校歌の斉唱などをした。二次会には42名が残って、2時間ほどカラオケなどを楽しんだ。更に15名が3次会に参加、合計8時間近くの同期会、それでも話足りなかったという大盛況の同期会になった。
 3年後の再会を期して散会した。