草津温泉&白根山

 連休の谷間、5月5日、6日と、軽井沢から草津温泉に行ってきた。軽井沢には何度か行って、テニス、ゴルフや、大型モールでのショッピングを楽しんだこともあった。草津温泉は40年ぶりだ。今回は草津ホテル別館の「綿の湯」というところに泊まった。綺麗で気持ちの良いホテルだった。
 そのホテルの前に「片岡鶴太郎美術館」がある。彼の作品は絵葉書的なものは見たことがあったが、大きな作品を目の前で見るのは初めてだった。色づかいが綺麗で素晴らしかった。


 翌日は温泉街や湯畑を散策した。湯畑の目の前に40年前に泊まった「山本館」があった。木造の、草津で一番古いホテルではないだろうか。外見はしっかりと立派なのだが、40年前に泊まったときはあまりの古さに驚いたことを思いだした。
 温泉街から車で30分ほど登り、草津白根山の湯釜を見てきた。駐車場から湯釜まで25分ほどなのだが息が切れてしんどかった。40数年ぶりのエメラルドグリーンの湯釜は素晴らしかった。雪がまだ1m近く残っていたのは予想外だった。
 草津温泉室町時代後期から戦国時代にかけて湯治場としての記録があるという。何百年も温泉をわき出し続けていること、また、今は静かなこの白根山も活火山である以上いつ爆発が起きても不思議ではない。
 久しぶりに大自然に接し、“なにごとのおはしますかはしらねども”・・・の敬虔な気持ちになりました。