マンション管理組合総会終了

 1年間管理組合の副理事長を担当した。平成17年度に理事長をやってから6年ぶり。わけあって、平成23年度は、K理事長、S総務部長と3人が理事に立って、理事会の改善に向けて頑張った。昨年の3.11東日本大震災の影響による地盤沈下や、設備の経年劣化などもあり、種々の問題の対応に追われた。こういう問題もさることながら、理事会の組織運営、事務局の人事問題に多くの時間を割かれた。
 年度末までごたごたしながらも、なんとか4月末の総会にこぎつけた。規約改正などを含む12件の議案の提出、審議。10時開始12時終了の予定が、何と、終了したのは昼食なしで午後2時半。今までの総会の中で最長記録ではないだろうか。特に総会が紛糾したと言うほどではない。組合員の高齢化もあるのか、自分の意見に拘る人、場違いの質問や意見を言う人などもいる。理屈は通るが、国会の質疑のように、野党的な発言も多い。毎年、素人集団の28名の理事が一生懸命管理組合活動をしてきているのだから、多少の間違い、落ち度はもう少し鷹揚にとらえてくれないものかとも思う。
 管理規約も毎年少しづつ改正しているが、現状の細かい問題にまでは対応していない所も多い。規約を改正するには、総会を開いて、2/3以上の賛成が必要だ。30年間自前で管理組合運営を続けてきたが、組合員の平均年齢が65歳を超えてきている現状で、理事会制度にも色々とほころびが出てきている。
 ここ2,3年の間に理事会制度の在り方、管理組合事務局の運営などを再考しなくてはいけない時期に来ている。
 この一年は、ほとんどの土日が管理組合活動にとられて、神社仏閣参詣、花散歩もなかなかままならなかった。ともあれ、総会が無事終了し、肩の荷が下りた。
 24年度の理事会もスタートした。課題はたくさんあるが、新年度の三役、理事の皆さんには、頑張っていただきたいと願っている。