<停電>

マンションの全戸漏電ブレーカーの交換ということで、朝から停電になった。災害時の停電と異なり、こちらに覚悟が足りないため、いざ停電してみると、いかに電気に依存した生活をしているかを思い知らされる。PCはネットがつながらなくてもスマホで代用できるが、トイレのウォシュレットや便座ヒーターが使えないのは計算外だった。
 午後の3時過ぎまで電気が使えないとは不便なことだ。原発再開は反対だが、冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、洗濯機など、ある種、贅沢なことだと思うものの、最低限の電気は必要だと痛感する。電気がないとお湯も出ない。電気カミソリが嫌いなので、お湯をガスで沸かすほどではないので、ひげもそれない。
 電気がない、暖房が使えない、寒いので珈琲館に逃げ出した。近くにドトールでもあるといいのだが、ここのコーヒー、味は良いが400円はちと高い。新聞、雑誌が読めるので良しとする。
 本を読んで、フェイスブックを書いて、しばし日常性からの脱却。