2013年読み納め ]「炭水化物が人類を滅ぼすー糖質制限からみた生命の科学」

「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。 現代病を治す糖質制限食」(宮本輝+江部康二)に 続いて、「炭水化物が人類を滅ぼすー糖質制限からみた生命の科学」を読んだ。

 糖質。炭水化物がいかに人類の体をむしばんできたかが分かった。食パン6枚切り一枚が角砂糖8個分、ご飯については茶碗一杯15個分とは驚きだった。
 イギリスの貴族が紅茶とお菓子を食べるのを、労働者があこがれて人類の多くが糖質中毒になっていった。日本人も貧しい食生活から戦後の急速な経済発展で食生活が西欧化し、豊かになり糖質依存になった。
 私も、10年前から糖尿キャリアで当分は控えてきたが、食パン、白米の糖質がここまですごいとは知らなかった。糖質制限でいつ頃、どこまで効果が出るものか分からないが、血糖値体重などは効果が出始めているようだ。当面効果が表れるまでは糖質制限を続けて行こうと思う。