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[机草子]<義兄の死>

 今日、義兄が亡くなった。二日前に病院に見舞いに行った時にはまだまだ持ちこたえるだろうと思っていたが、急な死だった。
 この兄、私が高校3年、浪人時代から、大学を卒業するまで居候をさせてもらい、親代わりにお世話になった。長男が生まれた時には家内が教員で働いている間、姉が長男の面倒を見てくれた。
 魚河岸の海老問屋をながく勤め、高校時代には私の友人が遊びに来ると、美味しい海老天やかき揚げを揚げてくれた。酒の飲めない兄貴だったのに、ビールも飲ませてもらった。小学校4年の時に蓼科高原にキャンプに連れて行ってもらったり、石打高原へのスキーには毎年のように連れて行ってもらった。いろいろな思い出が走馬灯のように思い出される。
 もう少し長生きして欲しかった。いまはただ冥福を祈るばかりだ。