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<佐藤優 「知の操縦法」を読む>

友人Oさんの紹介で、佐藤優の「知の操縦法」を読んだ。
本の帯に、「ヘイト本、安保法制、歴史問題……反知性主義が横行するいま、求められている知とは何か――。情報が氾濫するインターネット社会でブレない思考の枠組みをつくり、多元的に世界を見るたの知の使い方を書いた」という。
 久しぶりに学生時代に戻ったような気分でいい意味での知性主義の必要性を考えさせてくれた。この本を読んで、改めて”哲学”の大切さ、意味を教えられた。この本の中で書かれているヘーゲルの「精神の現象学」を今年の読み初めと思い、図書館で借りて読み始めたが、難しいのと翻訳が読みづらく、断念した。同じく紹介されていた、廣松渉五木寛之の「哲学に何ができるか」(現代哲学講義)をヘーゲルへの入門として読み始めた。1978年発行の本だから、五木寛之が46歳の時のものだ。五木寛之が若い時にこんな本も書いていたのかと感心するとともに、こちらのほうは分かりやすく読める。
 この本のほかに、佐藤優の「神学の思考」を図書館で借りた。いきなり精神現象学ではなく周辺から学んで本丸「精神現象学」に挑戦したいと思う。