< メタセコイア、セコイア、ラクウショウ どう違うのか>

 別所沼公園で久しぶりにメタセコイアラクウショウを見てその違いが気になった。また、カリフォルニアに住んでいたころセコイア国立公園に行ったことがあるが、セコイアとの違いは何だろうと合わせて調べてみた。
 ラクウショウは漢字では落羽松と書くようだが、ラクウショウは樹の周りに呼吸根が生えているところが大きな違いと、葉のつき方が、互い違いに出る互生で、メタセコイアの対生と異なる。
 メタセコイアは、日本を含む北半球で化石として発見されるのみで、絶滅した植物と考えられていたが、1945年に中国四川省(現在の湖北省利川市)で現存していることが確認された。 1939年に日本の関西地方の第三紀層で、常緑種のセコイアに似た落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見された。発見者の三木茂により、セコイアに「のちの、変わった」という意味の接頭語である「メタ」をつけて「メタセコイア」と命名され、1941年に学会へ発表されたとのこと。
 ...

もっと見る
 

f:id:henrymiura:20170606124136j:plain

ラクウショウの呼吸根

f:id:henrymiura:20170606121355j:plain

ラクウショウ の互生の葉

f:id:henrymiura:20170527145639j:plain

メタセコイアの対生の葉

 

f:id:henrymiura:20181204160706j:plain

セコイア国立公園の将軍の樹