松飾り

 


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改めて松飾りをググってみた。
 門松は、正月に家の門の前などに立てられる松や竹を用いた正月飾りである。古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言われ、松と竹で神の依代の永遠を願う。 
 ささやかな松飾りを我がマンションの玄関ドアに飾った。昨年末から、クリスマススルー、年賀スルー等とメディアでも言い出した。Budhist and ShintoistのHenryとしては、クリスマススルーはいいが、新年はスルーできない。クリスマスプレゼントはしないが、孫への年玉はスルーできない。
 そういえば、昔は車のフロントにも小さな松飾りをつけて走った。正月の町中を走ったが、松飾りを付けた車には1台も出会わなかった。注意すると、門松を立てている家や商店もほとんど見当たらない。
 古い文化、風習が廃れていくのは寂しいが、大事なものは全面スルーしないで残していきたいものだ。