「7日間ブックカバーチャレンジ Day-4」
「愛の無常について」(亀井勝一郎):角川文庫
高校三年の現代文の授業、問題演習の本に1
頁程の文章だ。意味でもこのときの授業の光景は覚えている。内容は覚えていないが、一行目の「青春とは性急なものである・・・」というところが印象に残っている。その日の帰り、出典を頼りに書店寄って買い求めたのが、この本、亀井勝一郎さんの「愛の無常について」だ。
恋愛につてのみならず、モンテーニュ、パスカル、親鸞、徒然草、キリスト教、仏教等いろいろなものから引用し、人生、人間、愛、生と死等を語ってくれていて、18歳の私を一気に、哲学、宗教、仏教、文学の世界に引っ張り込んでくれるきっかけになった本です。
今読み返してみても味わい深い❗