<昭和歌謡界の巨匠相次いで亡くなる>

10/7筒美京平さん80歳、12/20中村泰士さん81歳、12/23なかにし礼さん82歳と相次いで、昭和の歌謡史の巨匠がなくなった。三人とも私と4~6歳の年の差だ! 昭和の歌謡史を築いてきた作詞家、作曲家がなくなって寂しい!
筒美京平の「また逢う日まで」、中村泰士の「喝采」、なかにし礼の「天使の誘惑」はいずれもレコード大賞をとっている。また、「北酒場」はなかにし礼作詞、中村泰士作曲でのレコード大賞だ。この三人、他にもたくさんの名曲を作っている。
特に、なかにし礼さんは「人形の家」「別れの朝」「石狩挽歌」など私の好きな曲だった。また、なかにし礼さんんが書いた「歌謡曲から『昭和』を読む」(NHK新書)は昭和歌謡を通じて昭和史が情感的に理解できて面白く読ませていただいた。
お三方のご冥福を祈るばかりだ!合掌!

釈撤宗 「歎異抄 救いの言葉」(文春新書)を読む

 18歳の時に初めて本多顕彰歎異抄入門を読んでから多くの歎異抄解説本を読んできた。岩波文庫の金子大栄の歎異抄をはじめ、紀野一義梅原猛五木寛之野間宏玄侑宗久などの解説本を読んできた。印象に残るのは、本多顕彰の「歎異抄入門」、紀野一義の「私の歎異抄」だ。
 釈撤宗さんのこの本、歎異抄の講義をベースにして書かれたもの。そのため、説明が丁寧で分かりやすく、親鸞の思想、その時代の他の仏教者の思想や、大乗仏教、平安仏教にも触れながらの説明が分かりやすい。
 若い時からいろいろな仏教者や僧侶の書いたものを読んできたが、そういった方々の多くは既にあの世へ逝かれてしまった。
 最近は南直哉、玄侑宗久さんの書いたものをよく読んできたが、南直哉62歳、玄侑宗久64歳と私より10歳以上若い。釈撤宗は59歳と更に若い。しかし、さすがに僧侶!皆さんよく勉強していて良い本を書かれている。
 釈さんのこの本で久しぶりに歎異抄をじっくりと読み直した。初めて歎異抄に出会ってからかれこれ50年近く、今回も新たな発見があった。歎異抄親鸞の仏教、思想が私の人生観の原点であることを再認識した。

Amazon Prime Music & YouTube

amazonプライムで月々500円でいろいろな音楽を聴かせてくれる。YouTubeもいろんな音楽動画が見られ、Jazz、クラッシック、演歌、ポップスなどなんでも聞くことができる。但し、有料会員にならないとCMが入るのがうっとうしい。会員は月1150円なのだがこちらには加入していない。
長男が以前防滴のBlutoothをくれたので、最近は入浴しながらJAZZを聴き、しばしのリラックスタイムを楽しんでいる。
YouTubeもJazzや演歌を就寝前に楽しんでいる。Amazonは、夜のジャズ、Cafe Jazz、ジャズfor リラックス、スムースジャズ、etc. のようないろいろなメニューを用意しているので都度その時の気分で選んでいる。
BlueToothスピーカーも安くていい音が出るので、風呂用、キッチン、寝室、書斎と4台おいて、TPOで楽しんでいる。
Amazonはそれぞれのメニューに応じて、色々なプレーヤーの名演奏を聴かせてくれるので飽きない。

「南方熊楠と宮沢賢治」(鎌田東二:平凡社新書)

   副題を日本的スピリチャリティーの系譜として、鎌田東二が二人のMK、南方熊楠宮沢賢治について書いている。鎌田さんは、「神道とは何か」「身体の宇宙誌」など多くの本を書いている。仏教、神道宮沢賢治、妖怪学など幅広い著作がある。
 この本では、南方熊楠密教曼陀羅の世界観と、宮沢賢治法華経世界観との対比だけでなく、賢治の語る蓮如の白骨の御文、熊楠の大日和讃など熊楠仏教と賢治仏教の対比や華厳経の思想との比較など興味深く語られている。又、賢治の妖怪物語や熊楠の妖怪民俗学などの比較も面白かった。
 賢治の詩、物語が法華経、仏教的世界観がベースにあることは承知して、賢治の作品を読んできたが、今回鎌田さんのこの本を読んで、もっと深い世界観が「春と修羅」などの詩に込められていることを改めて教えられた。
 終章での二人の天台本学思想として、熊楠は分子生体博物学、賢治は分子生体進化学として、もしくは、熊楠は博物学的生命主義、賢治は法華銀河生命主義ととらまえての分析が面白かった。
 改めて、熊楠、賢治を読み直してみたいと思った。

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<あさどら「エール」ラストコンサート>

 朝ドラの「エール」が今日で終了した。今まで朝ドラはあまり見ないほうだった。過去のものでは、「花子とアン」「まっさん」は欠かさず見た。
昭和歌謡の好きな小生としては古関裕而の生涯に関心があったので欠かさず見た。このドラマを見るまで、古関裕而、伊藤久雄、野村俊夫が福島三羽烏と言われ名曲を作り歌っていたことは知らなかった。
三人が同級生というのは事実ではないとのことだが、出演者の音楽とのかかわりが面白かった。伊藤久雄がモデルの佐藤久志役を演じた山崎育三郎の歌声、演技力も良かった。
楽器を演奏せずに五線紙を縦に書いて作曲したという古関裕而は天才作曲家だったのだと、改めて教えてくれた。
最終回の「エールコンサート」は15分は短すぎた! せめて1~2時間の特別コンサートを企画し、放送してもらいたいと思った。

パソコン供養

永年にわたりパソコンと共に仕事をし、生きてきた。今日断捨離の意味で、処分しそこなってきたPCを5台廃棄処分した。富士通、HP、長男から譲り受けSONYVaioASUSなど色々だ。私の仕事も会社のコンピューターでの業務管理から、営業本部の業務システム部への転勤、販売店の顧客管理、受発注システムの推進、アメリカでのMIS(経営管理システム)の推進など、プログラマーシステムエンジニアではなかったがコンピューターを活用しての経営管理に携わってきた。
 PCに接したのは自社製のパソコンを買って長男とBasicのプログラムで遊んだことが始まり。その後会社の業務で簡易表計算ソフトを活用したり、ワープロが活用される時代になった。
 一方でパソコン通信も動き始め、今思えば超遅い300ボー(300bps)というスピードでオンライン受発注システムの導入の仕事をしたのが信じられないくらい懐かしい。
 インターネットも始まり、大阪に転勤したときに関東の先輩と初めてパソコン通信をして、文字がぽつぽつと画面に表示された時の感動は忘れられない。
 その後44歳でアメリカに転勤し、MIS部門を担当した。日本の本社への報告書類は日本語でなくてはならない。駐在員は皆自前で日本語ワープロを買って使っていた。何とかIBMのパソコンで日本語が使えないかと、DOS-Vを使って初めて日本語が表示できるようになったことも懐かしい思い出だ。
 1995年7年のLA駐在を終えて日本に帰国するころには、PCのハード、ソフトも目覚ましい発展をして、Microsoftのワード、エクセル、パワーポイントなどが急速に導入されていた。それと同時にインターネットの拡大、メールの普及なども急速に進んだ。
 そんなわけで私のPCとの付き合いも通算10台以上になるだろうか。35歳からとして、約5年に1台使ってきたことになるかな。今使っているPCは二か月前に購入、これが最後のPCになるかな? 
 針供養ならぬ、PC供養をしました❗