2008-01-01から1年間の記事一覧

ジェロさん:レコード大賞、最優秀新人賞

最近は、レコード大賞などにもあまり関心が向かなくなった。しかし、ジェロがどんな賞をとるかに興味はあった。ほとんどの若い歌手は名前も知らないし、曲も初めて聞くものも多い。大賞をとったEXILE(エグザイル)とかもほとんど知らない。 ジェロは最優秀…

2008年、今年亡くなった方々のご冥福を祈る。

今年も私と時代の重なる方々が亡くなられた。筑紫哲也(73)赤塚不二夫(72)、緒方拳(71)、チャールトン・ヘストン(83)、ポールニューマン(83)、市川昆(92)、大野晋(88)、遠藤実(76)、加藤周一(89)、他にも著名人が多く亡くなられた。ただただ…

三年日記

2006年から始めた三年日記があと3日で終わろうとしている。はじめは自分でも3年書き続けられるかと思ったが、一年に書き忘れが1,2日で書き続けられた。一行しか書かない日もあったが、3年続けてみると、1年前、2年前の同じ日に何をしたのかが読めて楽しい。…

「禅のいろは」(玄侑宗久)

家人が図書館で借りてきた。いよいよ家人も禅を学ぶ心境かと感心した。禅の入門書かと思ったら、「いろはかるた」に引っかけて、禅を語っている。読みやすく、確かに禅の入門書的でもあるが、なかなか奥が深く、玄侑さんの説明が味わい深い。「犬も歩けば棒…

創作四字熟語

ANZさんに23日のブログにコメントを書いていただき、創作四字熟語のことを教えてもらった。Webで検索したら下記のURLで住友生命が掲載していることを知った。なかなか面白いものもある。「汚米極怒(オー・マイ・ゴッド)」なんてのも面白い。 http://cam.su…

学習指導要領改訂:英語の授業

平成25年から、英語の授業はすべて英語で行うということになったようだ。英語の学習にとっては良いことだろうが、教える先生には相当の負担だろう。英語をそのまま英語として理解するということは大切だ。しかし、日本人としては英文和訳、和文英訳が必要と…

『やわらかな遺伝子』マット・リドレー

畏友、Mr.Sの勧めで読んだ。このSさん、色々な本をかなり突っ込んだ読み方をする。大脳生理学、物理学など読んだ本を自分で整理してノートを作っている。ときどき私にそのコピーを郵送してくれている。先日も私のブログを読んで、ノーベル物理学賞の益川・…

明治座:「女の居場所」

姉から明治座のチケットをもらい、中村玉緒主演の「女の居場所」を見に行った。こういう演劇は初めてだった。新劇というのだろうか。明治座は市川左團次 (初代)が創設。明治時代からの歌舞伎・新派の殿堂として始めてから、創業135年になるという。 平日の昼…

「言魂(ことだま)」石牟礼道子・多田冨雄

その後、多田冨雄さんはどうされているだろうかと思っていた。家人が図書館から「言魂」を借りてきていたので、早速読んだ。 いきなり多田さんの壮絶な闘病生活の話から始まる。脳梗塞からのリハビリの話かと思ったら、前立腺癌の手術、その後の合併症、気管…

電子辞書

義母が電子辞書が欲しいという。家人と一緒にヤマダ電機に行った。1,980円で国語、漢和、四字熟語が入っている。キーはアイウエオ順のひらがな入力。これならいいだろうと買った。早速、使っているという。この母、85歳になる。今でも元気に新聞をよく読んで…

大宮氷川神社:十日市(大湯祭)

23歳の時から、関西転勤、LA駐在の時期を除いて、大宮で仕事をし、住んできた。大湯祭が賑やかで大きな祭りであることは知っていたが、歩けないほどの人混みというのが嫌いで、今までに行ったことがなかった。300年の歴史を持つ、神事「大湯祭」にあわせて…

お伊勢参り:箱根越え <その2>

芦ノ湖の気温は4℃位だったろうか、歩いていないとすぐ寒くなる。松坂屋は木造2階建て、良い旅館でストーブが各所に置かれているのだがとにかく寒い。風呂上がりも湯冷めしそうなので、長袖の上下の下着と浴衣、羽織を着ても寒い。暖かかったのは宴会場で酒…

箱根越え:「箱根八里」で国語のお勉強

「箱根八里」を歌詞を見ながら、伊勢詣りの仲間と一緒に、久しぶりに歌った。作詞、鳥居忱、作曲滝廉太郎と改めて知った。歌詞を以下に記す。「忱」を「シン」「マコト」と読むことも知った。第一章 昔の箱根 箱根の山は 天下の険 函谷関も物ならず 万丈の山…

お伊勢参り:東海道歩き <その1>

今回はいよいよ湯本からの箱根越え。一週間前の天気予報では寒波が来て、雨風の心配があった。会のメンバーからのメールでは、箱根越えの厳しい石畳の画像や、防寒対策、ステッキの準備などのアドバイスが行き交う。私は、ステッキを購入するくらいで、あと…

私のすすめる岩波新書

岩波書店が新書創刊70年を記念して、各界で活躍している218名に「私のすすめる岩波新書」1〜3冊を書いてもらった。それを「図書」の臨時創刊2008で発表している。近所の紀伊國屋やジュンク堂にはこの冊子がなかった。読書好きに評判なのか、無料なので書店…

銀座:韓国串焼と鉄板台所「けなりぃ」

11月28日に、東京江戸博物館に行く前に、銀座5丁目の、韓国串焼と鉄板台所 「けなりぃ」というところで妙齢さんと一緒にランチをした。今回で2回目。昼時には銀座のOLさん方で列ができるほどの賑わいだ。野菜を主としたブフェスタイルの韓国料理で、豆腐チ…

妙齢友人:漫画家「うらたじゅん」さん個展

大阪時代の妙齢友人、うらたじゅんさんの個展が、表参道の「ビリケンギャラリー」で開かれるという案内状が来たので行ってきた。そうです! Henryの妙齢友人は“使い回し”ではなく、全国区?でいるのであります。この「うらた」さん、知り合った時には、すでに…

ボストン美術館浮世絵名品展

江戸東京博物館に浮世絵を見に行った。平日だが今月いっぱいということで館内は一杯だった。日本人の芸術愛好家が多いことに改めて感心する。浮世絵もにわか勉強のため分からないことが多い。歌川豊国の美人画も綺麗であでやかだったが、やはり、写楽、北斎…

PC教室、「先生と言われるほどのバカじゃなし」

久しぶりにNPOのPC教室のお手伝い、エクセルでの住所録作成とワードでの年賀状作成。皆さんPCはそこそこ使えるのだが、エクセルの操作や、ワードの図形操作等はそれほど慣れていない方々だ。ちょっとしたテクニックも知らない方が多く、「ヘェーこんな…

尺八と“ふける”

昨日の講演では、尺八の長さは一尺八寸から三尺三寸のものまであり、一寸で半音違ってくるという説明があった。それは理解できた。穴が5つしかないから、和音階の5音階が基本なのだということは分かるが、尺八音階の説明はなかった。 インターネットで尺八…

ラフレ講座 藤原道山の尺八

東京芸大出の若手尺八奏者、藤原道山(36歳)の尺八講座とその演奏を聴いた。尺八の由来、尺八の種類、尺八の調子などの解説を交えながら、アメイジング・ブルースから始まり、「虚空」「峰の月」等の尺八の古典というような曲、広隆寺の弥勒菩薩に寄せて…

クラシックコンサート「新世界より」

久しぶりに、クラシックコンサートに行った。新宿の東京オペラシティーコンサートホールというところに始めていった。オペラシティーにはアートギャラリーもありなかなか立派な建物だ。 エドゥアルド・トプチャン指揮、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団…

里の秋2

我がマンションの紅葉も綺麗になっている。シンボルツリーのメタセコイヤ、ユリノキ(半纏木)も色とりどりの半纏がつり下がっている。 マンション住民の愛する、中央緑道、別名「第三の男通り」これはHenryが勝手に命名したのだが、この通りもムードのある…

防災訓練

自主防災会を立ち上げて3年目、去年に続き2回目の防災訓練を行った。朝7時に起きるとあいにくの雨。防災会のメンバーと協議。地元の消防署もこの雨ではと、乗り気でない。雨の中でのテント張りも大変なので、中止を決定した。集会所で、アルファ米と豚汁…

「脳ある人、心ある人」養老孟司+角田光代

養老孟司と直木賞作家;角田光代の往復書簡。理科系の養老さんと、家人が好きな、文化系の角田さん。気軽に読める話題を取り上げているが、対話のキャッチボールが知的で楽しい。 以下、私が傍線を引いた箇所を書き出しました。Yは養老さん、Kは角田さん、H…

「写楽は北斎である」(田中英道)

江戸東京博物館でボストン美術館浮世絵名品展が11月30日まで開かれている。A塾の仲間と22日に鑑賞しに行くことになっている。いままで浮世絵は写真でしか見たことがない。A塾に行き始めてから、先生から時々浮世絵の話が出る。先生は、西洋美術史が…

筑紫哲也のご冥福を祈る

筑紫哲也が73歳で亡くなった。筑紫哲也のNews23は毎日見ていたわけではないが、「多事争論」など味のあるニュース番組のキャスターだった。惜しい人材をまた亡くした。 筑紫哲也は元朝日ジャーナルの編集長だった。私も20代の頃は朝日ジャーナルをよく読…

堀文子とミジンコと坂田明

家人に引かれて、銀座の画廊で開催されている堀文子の個展を見に行った。2007・9・16、NHK放映の「新日曜美術館」で「日々、いのち新たに〜日本画家堀文子、89歳の鮮烈〜」とタイトルされていた番組で堀文子という画家を初めて知った。その番組にジャズサ…

「うだつが上がらない」

Unchiku Henry この年になるまで「うだつ」を知らなかった。湖北旅行で長浜を散策しているとき、妙齢のHさんが「この辺はうだつが上がっているわね」と「うだつ」を指さして教えてくれた。 私の育った市川や東京の下町では見たことがなかった。幼かりし頃の…