2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その4>

二日目は、石岡市の峰寺山西光院を訪れた。この西光院、伝承によれば、平安時代初期の大同2年(807年)に、京都の僧、徳一大師が開山したとされている。 当初は法相宗だったが、鎌倉時代には真言宗となり、その後、天台宗となった。本堂は急斜面の岩に多くの…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その3>

T先生を囲んでの勉強会、懇談会10時過ぎに終えてから、同室のOさんとロビーで般若心経談義、刺身の切り方、大乗仏教の龍樹や世親のこと、上座部(小乗)仏教のことなど、話が弾んだ。宿の支配人にそろそろ消灯しますからと言われて時計を見ると12時を…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その2>

一日目の最後は益子の西明寺に行った。西明寺は獨鈷山普門院西明寺と称し、真言宗豊山派に属する寺で、本尊は十一面観世音菩薩である。寺伝によれば、天平9年(737)行基菩薩の草創、紀有麻呂によって建立され、天平11年(739)落慶供養が行われた…

「常陸の古刹と史蹟を巡る」研修旅行 <その1>

A塾の研修旅行で茨城に行った。千葉に生まれ、埼玉に長いこと住んでいながら、茨城は今までに海と筑波山にしか行ったことがなかった。私の好きな親鸞が越後から移り住んで20年住んだ所なので、以前から親鸞ゆかりの地を訪れてみたいとは思っていたが、行…

危機管理セミナー:佐々淳行講演会

1月17日にさいたま市主催の危機管理セミナーに参加した。この日は阪神淡路大震災から15年目に当たる。 講師はテレビでもおなじみの佐々敦行さん。この佐々さん、元初代内閣安全保障室長だったことや、浅間山荘事件の時の総指揮官でこの映画の原作者だったこ…

「日本語は天才である」(柳瀬尚紀)

昨年、日本語関係の本を3冊紹介した。辞書好きのHenryとしては、柳瀬さんの書いた、「辞書はジョイスフル」「広辞苑を読む」を読んでいた。今回は山本夏彦の「完本文語文」に続いて、2冊目の「日本語は天才である」を紹介しよう。 この本、冒頭で芥川の「…

高校の仲間との新年会

2年ぶりに仲間と新年会をやった。孫は2年経つとその成長ぶりに驚く。爺さんは2年経つとその老化に・・・とは気づかず。同期生との再会は時間が経ったことを忘れさせてくれる。とはいえ、会わなかった2年間のうちに大病を患った友もいる。その友も無事退…

阿含宗:桐山靖雄

阿含教のことを書いていて、そういえば阿含宗というのがあったなと思い出した。この阿含宗、桐山靖雄(せいゆう)が管長(教祖?)で、たくさんの本を書いていることは知っていた。昔、TVで「炎の祭典・阿含の星まつり」をちょっと見たことがあった。これ…

読み初め「バウッダ」

バウッダを読み終えた。この本、原始仏教、初期仏教から、阿含教典、原始仏典、大乗仏典、中国仏教、密教、現在に至る日本の仏教について、パーリー語、サンスクリットの原語の意味も説明しながら、「バウッダ」=「仏の教えを信奉する人」の観点から仏教を…

albino

albinoという単語を知らなかった。医学用語のようだが:白子、遺伝的に色素が欠乏しているために皮膚や毛髪が白い人または動物のことをalbinoという。白象:white elephantはalbino elephant、白ねずみはalbino rat と辞書を引いて知った。魚の白子は何て言…

白い鳥見つけた!

BirdのMiyaさんから、新年早々、縁起の良い白いシジュウカラの画像が送られきた。彼のメッセージを引用させていただきます。 - さて、今日は新年早々珍しい写真を送ります。白いトラ・白いヘビ、いづれも縁起物として例えられてますが、今日は白いシジュウカ…

獺祭忌

柏でHeroさん、Nickyさんとの懇親の酒盛りで、Heroさんが「獺祭忌」の話をした。恥ずかしながら、獺祭忌を知らなかった。 ウィキペディアによると以下の説明、 獺祭魚(だっさいぎょ、かはうそをまつる)は七十二候の一(雨水初候)。また転じて書物をよく好…

書き初め、読み初め

「読み初め」のことを書こうと思って、はて、そういえば1月2日は「書き初め」の日、書き初めとはそもそもどういう習慣で、どういういきさつから行われてきたのだろうかと調べてみた。 書き初め(かきぞめ)とは、年が明けて初めて毛筆で書や絵をかく行事。…

2010年 新年ご挨拶

昨年は“遍理ブログ”ご笑覧ありがとうございました。多くの皆様からコメントをいただき感謝申し上げます。また、リアルにお会いしたときや、年賀状のメッセージで、「読んでいるよ!」といっていただき大変嬉しく思っています。 いまさら、Unchikuから撤退する…