娘さんがＬＡに留学している先輩が、Californiaを旅し、映画「Sideways」に出てくるWineryを回ったということで、「Sideways」見ることを勧められた。
離婚の痛手を2年間引きずりつつ、小説家としても失敗続きの冴えない中年男マイルと友人のジャック、この二人の中年大人の男を軸とした、ちょいと可笑しな物語。 主人公マイルは、大学のルームメイトだった同級生、メジャーではない俳優業のジャックがやっと結婚するというので、最後の独身旅行を計画する事から始まる。
CaliforniaのWineryを試飲しながら巡る旅物語なのだが、ワインの蘊蓄と、Californiaの風景がいい。売れない小説家と、Winery＆レストランで働く女性とのロマンス？も味わいがあっていい。バタくさくないストーリーに好感が持てた。アメリカ映画もこういう作品が賞をたくさん取ったということで、アメリカ社会も“大人”になってきたのだろうか。
HenryもＬＡに家族で７年過ごした。San DiegoからBeverly Hills?(スター？の家）Santa Verbara, Solvang, Santa Maria どこも懐かしい景色でした。
駐在していた頃はまだ赤ワインの旨さがほとんど分らず、帰るころになってやっと少しわかってきたというのが正直なところだ。日本に帰ってからは赤ワイン用の大きなグラスを買ったり、キヤンテ・クラシコ専用のグラス（リーデル社製）を買ったりして、家内と一緒にフランスパンとチーズを食べながら時々飲む。
この映画の中でワイン通のマイルが絶賛していた、ピノ・ノワールというワインが飲みたくなった。インターネットで検索したら、Sidewaysに出てくるワインが東京で飲める所があった。以下のＵＲＬで見ることができる。
映画に出てきたワイナリーや撮影場所のマップと説明もあって。ソルバングやサンタバーバラには何度かドライブしたのだが、こんなところがあったことを知らなかった。サンフランシスコにも３度行ったが、ナパバレーにも行かずじまいだった。
今度、ＬＡに行く機会があれば、“Sideways”を是非訪問したいものだと思う。
http://www.foxjapan.com/movies/sideways/
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