「クマガイソウ」「イカリソウ」

 ANZさん、妙齢さんのお薦めで、さいたま市見沼区御蔵にある尾島さんのクマガイソウの庭園を見に行った。平日の午前中だが、妙齢の3,4人づつののご婦人や、カメラをもったアクティブ・シニアの方々が20人くらい花散歩に来ている。尾島さんの庭園はいわゆる庭園といったものではなく、広い土地をもつ地元の農家さんの家の回りにクマガイソウはじめ、色々な草木が自然の中に自生していて、それを大事に手入れしているといった感じだ。
 クマガイソウ、イカリソウや尾島さんの庭のことについては、ANZさんが教えてくれた、以下のURLのHPに詳しく書かれているのでそちらをお読み下さい。私もデジタル一眼レフと望遠レンズをもって、クマガイソウなどの写真を撮った。素人としてはこんなものかと自己満足している。ご笑覧あれ。
     http://www8.ocn.ne.jp/~e3ktuba3/
 
 私は、いわゆる庭園といったところに植えられている、カラフルで見てくれの派手な草花よりも自然な野山に咲いている草木の花の方が好きだ。ちょっと大きな花や樹木の根元で、ひっそりと可憐に咲いているスミレや米粒ほどの花にむしろ愛着を感じる。
 この尾島さん、古くからの地元の農家さんで、かなりの広い土地をもっているようだ。ちょっとした丘の上にあり、斜面を含む辺り一帯が庭になっているといったところだろうか。周りには見沼田んぼが広がっている。田んぼの先の丘の上に長男が通っていた中学がある。田んぼの中を中学生がランニングしている。我が息子もかってこの辺を走り、友人と遊んだのだろう。
 こんなところが、自宅から車で5分くらいのところにあることを知らなかった。退職まで都会的生活に追われ、自然を見つめながらの生活をしてこなかったことが反省させられた。