漫画喫茶とJazzの流れる図書館?

 昼食の後、どこかでコーヒーを飲みながら読書(漫画ではない)をしたくて喫茶店を探した。最近行ったことのない所に行こうと思うが適当なところが近くにない。20数年前に行ったことのある漫画喫茶があるので行ってみた。書棚には漫画がぎっしり。営業マン風の若い人から中年くらいの男性が漫画をむさぼり読んでいる。昔からこのての漫画喫茶は営業マンの休憩場所、さぼり場所だった。小生も営業の世界にいたのでご多分に漏れず勤務時間中に数回行ったことがある。但しその頃から漫画ではなく自分の持参した本を読んでいた。
 今日も小生はお硬い立花隆の単行本を読む。ここのコーヒー代はいくらだろうと気になってきた。これだけの漫画をおいて、お客の大半が1時間以上も夢中に読んでいる。漫画を読まないで硬い本を読んでいる自分がちょっとあほらしくなった。FRIDAYと新聞があったので、単行本を綴じてそちらを読む。読み終わって会計をしたら420円!。
 最近はもっぱらドトール、エクセシオール、プロントほか安いコヒーショップを利用することが多い。160円〜250円で飲める。狭いし落ち着きはないが、コーヒーに格別うるさいわけではないHenryにとっては、ちょっと一服して、本が読めれば十分だ。
 件の漫画喫茶は、漫画購入経費と客の滞在時間を考えると420円は適正価格?なのだろう。こういう喫茶店に入ったら漫画を読めと言うことでありました。

 大宮そごう内の三省堂は隣のCafeに読みたい本を持って行ってコーヒーを飲みながらその本を買わずに読むことができる。Cafeを出るときにCafeの出口にある棚においていけばいい。こういうシステムはありがたい。買うかどうか迷っている本や、写真などの多いもの、図鑑的なものをちょっと見たいときや、PC関連のことをちょっと調べたいときなどには便利だ。このCafeのコーヒーは確か360円くらいだった。これなら価値はある。
 速読力のある人なら360円でいろんな本が読めてしまうだろう。

 いやいや、品のない考えはやめよう。本は他の娯楽や学校に行って勉強することに比べて遙かに安いものだ。本を収納するスペースが少なくなっているが、自分で線を引いたり、書き込みをしながら読む楽しみを味わうのは買わなくてはならない。

  最近、図書館によく行く。しかし、図書館内でお茶を飲みながら本を読ませてくれるところはない。Henry君としては、JazzのPiano Trioのバラードやバロック音楽等を静かにBGMで流してくれて、コーヒーだけでなくワインか水割りでも飲ませてくれる(コーナーのある)図書館があれば言うことがないのだが・・・。無理な注文だろうな!