水腎症その後

 水腎症の手術の際、尿管内に尿路バイパスのようなステントというチューブを入れられていた。そのステントのために常に下腹部に刺激があり、頻尿気味でなかなかすっきりとした排尿ができなかった。
 本日、無事ステントの撤去作業が終わった。手術の時は全身麻酔だったので痛みもなく、目が覚めたら終わっていた。今日は麻酔なしで膀胱鏡を突っ込まれるのだからたまらない。昨年の秋、石がつかえて尿が出なくなった時に経験しているのでどんなものかはわかる。覚悟はできているとはいえ、下半身裸になって股を広げて台の上に乗るのは情けない次第だ。 長く感じたが5分くらいだろうか、医師が膀胱鏡をかき回す。モニターで見ることができるのですが、なかなかステントを取り出せないようだ。「これではうまく取り出せないから、違う機械でやりましょう!!」、やめてくれ!とは言えない。膀胱鏡は入れるときはもちろん、抜く時もかなりの痛みを伴う。「今度はすぐ終わりますから」、ほんとかよ。しばらく待たされた後、また、突っ込まれた。医師のいうとうり、今度は2分ほどでステントが撤去された。
 結石による尿管肥大だけで、他の病気が何もなかったのは幸いであった。医師にどうしたら石ができないようになるかと再度聞くが明解な解答はもらえなかった。因果な身体だが、自分で勉強、研究して石ができないような工夫をするしかないか。