ニューイヤーコンサート鑑賞

 サンクトペテルブルグ室内合奏団のウィンナーワルツとニューイヤー名曲セレクションのコンサートを聞きに行った。
 「ウィーンの森の物語」「美しき青きドナウ」「こうもり」「皇帝円舞曲」など、どれも耳に馴染みの曲なのだが、曲名がわからない。いっぱい聴くと、よけいどれがどの曲だか分からなくなる。
ロシア語もしゃべれ、ロシア通の友人の話によると、最近のロシアの芸術家は、日本文化や、日本の神道天皇制のことなどに大変興味、関心を持っているという。そんなことからか、「早春賦」「花」など日本の曲を素晴らしいアレンジで演奏をしてくれた。ファンサービスだろうが、“もうすぐ、はーるですねぇー”などもとりまぜて5曲ほどのメドレー演奏には心なごみ、ロシアの音楽家が日本の文化、音楽を理解してくれていることが嬉しかった。
 生で聞く聴くクラシックコンサートはCDとは異なり、繊細な弦の響きを感じられてよかった。