蝋梅鑑賞と秩父散策 (その1)

 宝登山の蝋梅が見頃だろうということで、妙齢さん3人をお連れしてドライブした。テレビでも宣伝されたせいだろうか11時過ぎに着いてケーブルカー乗り場の下の駐車場へ行こうとしたが、既に満車状態で長い列。待つのを諦めて、街道沿いの駐車場に止めて、先に長瀞の石畳を散策した。紅葉の長瀞を船下りをした時には川と岸壁と紅葉のコントラストが綺麗だったが、冬枯れの石畳から眺める岸壁と川の流れもまた別の味わいがあった。まだ1月の末だというのに快晴で3月の陽気。暖かいから冬の長瀞も楽しめたのだろう。寒くて風でも吹いていたら、とても冬の長瀞がいいなんて言ってられないと、妙齢さん方は口を揃える。
 土産やさんで聞いたお勧めの蕎麦屋で十割蕎麦のモリを頼んだ。ざるにさらっとしか入っていなくて1,000円はいい値段だなと思ったが十割らしい味と、こしがあって十分価値のある美味しい蕎麦だった。
 1時を過ぎたのでそろそろ空いてくるだろうと、ケーブルカー乗り場行くと150人から200人くらいの長い列。降りてきた人に聞くと2時間以上待たなくては乗れそうもない。後から行くつもりだった秩父霊場に先に行って、帰りにまた来ることにした。
 宝登山神社を参詣してから、秩父霊場、一番札所の四萬部寺と四番札所の金昌寺をお参りした。(四萬部寺と金昌寺についてはその2で書きます)
 霊場参詣から4時少し前に戻るとさすがに駐車場もすっと入れた。4時のケーブルカーがあと5分で発車するというので急坂を息せき切って登り、何とか間に合った。ケーブルを降りると蝋梅は既にほぼ満開状態。あたり一面は蝋梅の香がいっぱい。全部で2000本を超える蝋梅があるという。蝋梅を1時間ほど堪能し、ぱらぱらと咲いている寒桜や福寿草もたのしんで5時の最終ケーブルを待った。


丁度日没の時間、秩父山系に沈む夕日を見ることができた。Sunsetの写真をとるHenryを後ろから眺める妙齢さん、「夕日が二つ見える」ときた。やはりハンチングをかぶってくるべきだった。「蝋梅とROHBA」と言ったかたきを取られたか!

 夕食をとりながら「ろうばい」を正しく書けないので電子辞書で調べてみた。「蝋梅」or「臘梅」とある。「蝋梅」の方は蝋細工のようなということでわかる。「臘梅」のほうは何故「臘」の字を使うのだろうか「臘」は「漢字源」によると「蝋」の意味とは全く異なる。「臘」が「蝋」の旧字というわけでも、もちろんない。ならばどうして? 家に帰ってからインターネットで調べたが出てこない。女性にとってはこんなことはどうでもいい。ただ、臘梅を楽しめばいいのだ。男は理屈を考えるから戦争もするのだろう。いやはや、男はすぐ脱線、飛躍するからあかんのや!
 それでも、Unhiku Henry この違いを調べねば、Henry Blogを閉店しなくてはいけない。明日、大きな漢和辞典を調べてみよう。

 臘梅と武甲山秩父山系の画像を添付しました。