子の権現様:館林

 東北自動車道を館林で降りて354号を少し走った左側に「子の権現さま」という神社がある。どんな神社かと立ち寄ってみた。なんと、神社境内にたくさんのブリキの草履が吊り下がっている。近づいてみると、絵馬よろしく、絵草履で、ブリキの草履に足腰が丈夫になりますようにといった願い事が書かれたものがずらっと吊り下がっている。こんな草履をはいたら足から血が出て余計足腰がいたんでしまうだろうと心配になった。鳥居の近くの由緒書を読むと、足腰の丈夫で旅好きな大己貴命(オオナムチノミコト)が鉄の草履を履いて全国を旅して立ち寄ったことに因んでの言い伝えという。
 全国には色々な神様がいて、面白い言い伝えを残したものだと感心した。

ちなみにこのブリキ草履1足500円、ちと高い。ご利益があれば安いもの。まだ足腰は問題ないので、絵草履を奉納はしなかった。