コピペ

 日経朝刊に「コピペ」という記事が載った。どういう意味かなと読んでみた。「コピーアンドペースト」のことだった。最近はインターネットもgoogleなど、検索能力が格段と向上している。そのせいか、学生が宿題、レポート、論文を書くのに自分で考えずに、いわゆるコピーアンドペースト、インターネットからの切り貼りで済ませてしまうことが多くなって問題になっているという。
 私もブログを書くにあたり、神社仏閣の由緒や、樹木や草花の説明などの際にインターネットのお世話になる。また、読後感想を書くにあたっても、他の方の書いた感想を参考にしたり、引用したりしている。できるだけ、物まねは避けているが、出版社の宣伝文句や、amazonの読者のレビューなどで参考になる、面白いものはそのまま引用させてもらうこと多い。そんな時は、いちいち、打ち直していられないので、「コピーアンドペースト」のご厄介になる。
 確かに、他人様の意見や感想を先に読んでしまうと、それに引きずられて、自分の意見が書きづらくなる。
 薀蓄は間違ったことを書いたのでは、Unnchikuにならないので、自分の記憶や知識を確認するためにインターネットでの検索をよく使う。昔だったら、百科事典や、いくつもの辞書や本を引っ張り出さなければならなかったが、現在はインターネットの検索で出てきたものをいくつか調べるだけで、たいがいのことが分かる。
 記事の中でも述べられていたが、ウィキピディアなどを含め、インターネットの検索で説明されたものが100%正しいわけではなく、間違った記事も多い。
 いずれにしても、便利な「コピーアンドペースト」も馬鹿と鋏ではないが、使い方を間違えないようにしないといけないと思う。