あしかがフラワーパーク:藤の花

 水上温泉の帰りにちょっと回り道をしてあしかがフラワーパークに寄った。今回で2回目、大藤棚はまだ咲いていなかったが、うす紅藤、じゃこう藤、むらさき藤が見事に咲いていた。ここのルピナスも色とりどりで見事だ。日本人のHenryとしては、ルピナスの花も見事だが、やはり、藤の花、日本の花に色気を感じてしまう。

 園内のレストランの周囲の植え込みの中にコーヒー色のあざやかな可憐な花を見つけた。近くに来た妙齢さんのグループが「コーヒーコスモス」と言っていた。コーヒーの匂いがするはずとか言っていたが、匂いはしなかった。

 いろいろな花がきれいに手入れされている。気持ちいい庭園だ。入場料1,000円はちょっと高いが、公共施設ではないので致し方ない。平日だったので来園者の9割以上は60歳以上ではなかろうか。だからというか、シニア割引もない。家に帰ってから、インターネットで「あしかがフラワーパーク」を検索したら、月々の花の情報を提供している。ふと、入場料を見ると昨日1,000円だった入場料が1,100円になっている。間違いではないかとよく読むと、花の咲き具合でその日の朝入場料が決まるという。花も生き物だから、寿司ネタと同じで“時価”ということか!
 理由と、気持はわかるが、花の心に反して、人間の商売っ気を感じてしまい、いやな気分になっってしまった。知らなければよかった。そこにいくと、さいたま市見沼区はただで、いろいろな樹木、草木の花々を楽しませてくれるところが多く、ありがたいなと改めて思った。
 越谷の久伊豆神社の藤もそろそろ見頃かな。