川越散策 氷川神社他

 家人の関西の友人が来たので川越に行った。川越には今までに4回くらい行っている。今回はTVの「アド街っく」で川越を特集し、今までに行ったことのなかった所を散策した。ランチの前に、氷川神社に行った。境内は広くはないが由緒ある神社だった。境内のわりには大きな鳥居が目立った。一人でも神社の説明を無料でしてくれるということでお願いした。境内の中の建物、神殿の壁の見事な彫刻、水神社、疱瘡神社、人麻呂神社といった、今までに見たことのない神社についても説明してくれた。
 最近、ちょっと神道関係の本も読んでいたので、若い神主さん(寺では住職とか、管長がtopなのだが、神社はtopが神主で、その下は、聞いたことがないけど、副住職というのは聞いたことがあるが、副神主は聞いたことがない。見習は仏教なら修行僧とかいうが、修行神主?とは言わないし、禰宜かな、また勉強しなくちゃいけないな)といろいろ話をした。神主、宮司禰宜、定義はどうなっているのか、勉強し直さなくてはいけない。
 この神主さん、国学院出だそうだ、やはり、神主になるには、国学院http://www.kokugakuin.ac.jp/)か、皇學館大学http://www.kogakkan-u.ac.jp/)を出ていないとだめなようだ。 井上宏生の「神さまと神社」に書いてあったが、皇學館大学というのは三重県伊勢神宮の近くにあるようだが、この本を読むまで知らなかった。一般的には、関東は国学院が強く関西は皇學館といったことがあるようだ。とはいえ靖国神社乃木神社は皇學館、明治神宮国学院といった学閥?があるそうだ。春日神社藤原氏世襲出雲大社も千家というところが世襲しているとのこと。
 神主さんに、大宮氷川神社との関係を聞いたり、いろいろと勉強になった。今まで、いろいろな神社に行ったが、神主さんが境内の建物や、由緒を説明してくれるところはなかったと思う。大変ありがたいことだと思う。今の学校では、神道のことを教えることができない。ここ氷川神社のような、神主さんの境内説明をやってくれればいいのになと思った。子供や孫を連れて、神主さんの話を一緒に聞いたら意義のあることだろうと思った。
 「であいこい」のお守りと「交通安全」のお守りを買って、神主さんにお礼を言って神社をあとにした。

 「アド街っく」で紹介された「はすみ」というところで蕎麦を食べるために、喜多院の駐車場に車を止めて、やっと探し当てたら、本日休業! 戻って、国の登録有形文化財りそな銀行川越支店(写真参照)の前の茶そば割子そばと川越名物のさつまいも天ぷらと「いもアイス」のセットを食べる。3時近くになっていたので腹がぺこぺこ、おいしかったが、1,470円はいい値段だった。
 蔵通りの「時の鐘」の建物と、レトロな循環バスが絵になっていた。連休明けの平日だが、元気なシニアが大勢、蔵通りのレトロなアナログ世界を楽しんでいた。