女もすなるジュース作りといふものを、男もしてみむとてするなり。
先日、新宿に出た折に東急ハンズに寄った。中年の男性がジューサーの実演販売をしていた。しばらく実演の口上を聞いた。ものの３０秒、１分で、パセリジュース、小松菜ジュース、また、ジュースだけでなく自家製だし粉末やきな粉も簡単にできる。
家人が飲め飲めという青汁の類はどうもいただけないが、このおっちゃんの作るパセリジュースや小松菜ジュースは飲みやすくおいしかった。
新しい、面白い道具を見るとすぐに買いたくなるHenryとしては、まして観衆一人で実演を聴き、ジュースを何杯もご馳走になったとあっては買わないわけにはいかない。でも、いつものことで衝動買いをして、後で家人に怒られるのもけたくそ悪い。おっちゃんには「家人と待ち合わせをしているからまた後で連れてくる」といって、家人と、家人の妙齢友達を連れて、再度口上を聞いた。
栄養学や、料理のことにも詳しいおっちゃんの実演を聞いて、ジューサーをもっている妙齢さん方も買うことになった。
早速自宅でのジュースづくりを始めた。パセリ、小松菜、キャベツにバナナやリンゴ、レモンなどを適当に混ぜ、牛乳や飲むヨーグルトなどを入れて、２０秒〜１分攪拌するだけで飲める。
この「ミルサー」という道具、あのガスコンロの「岩谷産業」が作っている。今までのミキサーと違って準備や、後片付けがほとんどいらず、洗うのも簡単だ。
自家製ジュースが健康にいいのは分かっているが、なかなか自分で毎日作ろうとは思わない。家にあるミキサーも何年来使ったことがない。
買ってから、１週間、毎日何かの野菜や果物でジュースを作って飲んでいる。気のせいか、体調が良くなるようだ。
＜蛇足＞
実演即売で正価18,500円とかが10,500円、お買い得と思った。家に帰って、インターネットで検索したら、yahooなどでは9,000円位で買えるサイトもあった。“急いては事をし損じる”か、しかし、実演の能書きを聞かせてもらい、いくつかのジュースの作り方を教えてもらって、飲ませてもらったのだから、よしとしよう。
